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「剣町」とは異なります。 |
つるぎ町(つるぎちょう)は、徳島県の町。美馬郡に属している。
地理
吉野川の南側に位置する町である[1]。
徳島県の西部の山間地域には急峻な斜面が多く、カヤをすき込む土壌流出防止法や独特な農具の利用など特徴的な急傾斜地農耕が継承されており、「にし阿波の傾斜地農耕システム」としてつるぎ町を含む地域が2018年3月に国連食糧農業機関(FAO)から世界農業遺産に認定された[2][3]。
人口
合併当初は約1万2000人ほどであったが過疎化の為に年々、右肩下がりで減少し2013年(平成25年)に1万人を切り、2020年(令和2年)時点では8千人を下回る。大半の住民は町内の北側の吉野川沿岸に集中している。
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つるぎ町と全国の年齢別人口分布(2005年)
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つるぎ町の年齢・男女別人口分布(2005年)
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■紫色 ― つるぎ町 ■緑色 ― 日本全国
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■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性
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つるぎ町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年)
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23,310人
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1975年(昭和50年)
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20,310人
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1980年(昭和55年)
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18,857人
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1985年(昭和60年)
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17,341人
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1990年(平成2年)
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15,794人
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1995年(平成7年)
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14,614人
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2000年(平成12年)
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13,100人
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2005年(平成17年)
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11,722人
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2010年(平成22年)
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10,490人
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2015年(平成27年)
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8,927人
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2020年(令和2年)
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7,715人
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総務省統計局 国勢調査より
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隣接自治体
歴史
行政
町長
代位
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町長氏名
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任期
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肩書き
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所属政党
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備考
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就任年月日
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退任年月日
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-
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切上悦男
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2005年(平成17年)3月1日
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2005年(平成17年)4月10日
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元旧一宇村長
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無所属
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町長職務執行者
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初代
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兼西茂
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2005年(平成17年)4月10日
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2009年(平成21年)4月9日
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元旧半田町長(2期)
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無所属
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投票率84.61%(1期)
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第2代
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2009年(平成21年)4月10日
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2013年(平成25年)4月9日
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無投票(2期)
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第3代
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2013年(平成25年)4月10日
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2017年(平成29年)4月9日
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無投票(3期)
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第4代
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2017年(平成29年)4月10日
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2021年(令和3年)4月9日予定
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無投票(4期)
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第5代
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2021年(令和3年)4月10日予定
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2025年(令和7年)4月9日予定
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無投票(5期)
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町旗・町章
- 町旗
2005年(平成17年)3月1日の自治体誕生と同時に制定し、紋章を真ん中に置き、地色は白色とする[5]。
- 町章
2005年(平成17年)3月1日の自治体誕生と同時に制定し、「つ」の字を図案化した。色は指定されており、吉野川の清流を意味する青色・自然を意味する緑色・剣山を意味する白色である[4][1][5]。
財政
内訳 |
数値
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平成25年度当初予算 |
71億4200万円
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地方債残高 |
100億3700万円
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基金残高 |
43億8112万円
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実質赤字率 |
-
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実質公債費比率 |
11.3%
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連結実質赤字比率 |
-
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将来負担比率 |
57.6%
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歳入 |
町税 |
9.2%
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使用料・手数料 |
2.1%
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繰入金 |
7.7%
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地方交付税 |
54.5%
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国庫支出金 |
4.5%
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県支出金 |
6.9%
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町債 |
10.4%
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その他 |
自主財源 |
1.9%
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依存財源 |
2.8%
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歳出 |
普通建設事業費 |
7.3%
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人件費 |
24.6%
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扶助費 |
8.9%
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公債費 |
15.6%
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その他(物件費・補助費など) |
43.6%
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議会
町議会
- 定数:12人
- 任期:2018年12月1日 - 2022年11月30日
衆議院
当落 |
候補者名 |
年齢 |
所属党派 |
新旧別 |
得票数 |
重複
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当 |
山口俊一 |
71 |
自由民主党 |
前 |
76,879票 |
○
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中野真由美 |
50 |
立憲民主党 |
新 |
43,473票 |
○
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久保孝之 |
58 |
日本共産党 |
新 |
8,851票 |
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行政組織
- 国の機関
- 警察・消防
教育
高等学校
中学校
小学校
幼稚園
- つるぎ町立貞光幼稚園
- つるぎ町立半田幼稚園
- つるぎ町立太田幼稚園(休校)(旧貞光町)
- つるぎ町立八千代幼稚園(休校)(旧半田町・旧八千代村)
- つるぎ町立古見幼稚園(休校)(旧一宇村)
交通
鉄道
路線バス
道路
つるぎ町に高速道路は通っていない。
一般国道
県道
道の駅
観光地
名所
公園
社寺・史跡
催事
- 一宇の雨乞い踊り - 徳島県指定無形民俗文化財。
- 川見の踊り念仏 - 徳島県指定無形民俗文化財。川見堂で8月14日夜に行われる。
- 木屋の踊り念仏 - 徳島県指定無形民俗文化財。木屋堂で8月13日夜に行われる。
- 剣山お山開き - 毎年4月29日。
名産
つるぎ町には多くの巨樹・巨木があり、「巨樹王国」を自称している[10]。2010年(平成22年)5月29日と30日には「第23回巨木を語ろう全国フォーラムつるぎ町大会」が開催された。巨樹を活かした地域おこしを実施しており、民間旅行会社が旅行商品として巨樹めぐりツアーを販売している。
著名な出身者
脚注
参考文献
小学館辞典編集部 編『図典 日本の市町村章』(初版第1刷)小学館、2007年1月10日。ISBN 4095263113。
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
つるぎ町に関連するカテゴリがあります。
外部リンク