Share to: share facebook share twitter share wa share telegram print page

めぐる季節

「めぐる季節」
オフ・コースシングル
初出アルバム『SONG IS LOVE
B面 ランナウェイ
RUN AWAY
リリース
規格 7"シングルレコード
録音 1976年8月15日 (1976-08-15) - 9月2日
ROCKWELL KITCHEN in Hakone
ジャンル
時間
レーベル EXPRESS ⁄ TOSHIBA EMI
ETP-10081
作詞・作曲
プロデュース
  • 武藤敏史
  • 小田和正
  • 鈴木康博
オフ・コース シングル 年表
  • めぐる季節
  • (1976年 (1976)
SONG IS LOVE 収録曲
SIDE A
  1. ランナウェイ
  2. ピロートーク
  3. こころは気紛れ
  4. ひとりで生きてゆければ
  5. ひとりよがり
  6. 青春
SIDE B
  1. めぐる季節
  2. おもい違い
  3. 青空と人生と
  4. 恋はさりげなく
  5. 冬が来るまえに
  6. 歌を捧げて
テンプレートを表示

めぐる季節」(めぐるきせつ)は、1976年10月5日に発売されたオフコース(当時の表記はオフ・コース)通算9枚目のシングル

解説

「めぐる季節」、「ランナウェイ」両曲ともアルバム『SONG IS LOVE[注 1]の先行シングル曲で、アルバム収録曲と同内容。シングル「風に吹かれて[注 2]までの全アルバムおよびシングルに継続使用された “SONG IS LOVE” を併せたデザインによるグループ名のロゴは、本作ではじめて登場した。ジャケットは横浜ホテルニューグランドのレストランで撮影されたもの。レストランはその後も営業を続け、ジャケットに映る窓もそのまま残っている。

「めぐる季節」では、プロデューサー武藤敏史の要請により、大間ジローと同じくザ・ジャネットの元メンバー松尾一彦がハーモニカでレコーディングに初参加。松尾は『SONG IS LOVE』[注 1]のアルバム・レコーディングにも引き続き参加する。後に、武藤は「明るい曲調の『眠れぬ夜[注 3]から静かな曲調の『ひとりで生きてゆければ[注 4]。そしてまた明るい感じの『めぐる季節』へと、オフコースの真髄を少しずつ出しながら、この辺りまでは多少試行錯誤を繰り返していたと、今になると言えるような気がする。言葉をかえれば、自分たちのやりたい音楽の線を崩さず、キープしつづけながら、より多くの人たちに楽しんでもらえる、ポピュラー性のあるものをいかに表現していくか、オフコースにとってはそんな時期であったと思う」[1]と振り返っている。同曲は後にリバイバルマックスファクターのCMソングに使用された。

「ランナウェイ」は後に、歌詞が一部変更されたのに加え、オリジナルよりロック色の強いアレンジでライヴ・アルバム『LIVE[注 5]に収録された。さらにその後、同曲は鈴木がアルバム『BeSide[注 6]でセルフカヴァーした。解説で鈴木は「『のがすなチャンスを』と共に派手なイメージがあって、ライブの見せ場的場面転換の曲としてよく使った。Aメロのリズムが粋」[2]と書いている。

「めぐる季節」のジャケット撮影が行われたホテルニューグランド(横浜・山下町

収録曲

SIDE A

  1. めぐる季節 MEGURU-KISETSU (3’55")
    作詞・作曲 : 小田和正、編曲 : オフ・コース

SIDE B

  1. ランナウェイ RUN AWAY (4'17”)
    作詞・作曲 : 鈴木康博、編曲 : オフ・コース

参加ミュージシャン

めぐる季節

ランナウェイ RUN AWAY

スタッフ

  • プロデュース : 武藤敏史、小田和正、鈴木康博

脚注

注釈

  1. ^ a b SONG IS LOVE1976年11月5日発売 EXPRESS ⁄ TOSHIBA EMI LP:ETP-72212
  2. ^ 風に吹かれて1979年6月5日発売 EXPRESS ⁄ TOSHIBA EMI EP:ETP-10583
  3. ^ 眠れぬ夜1975年12月20日発売 EXPRESS ⁄ TOSHIBA EMI EP:ETP-20214
  4. ^ ひとりで生きてゆければ1976年5月5日発売 EXPRESS ⁄ TOSHIBA-EMI EP:ETP-20259
  5. ^ LIVE1980年5月5日発売 EXPRESS ⁄ TOSHIBA-EMI 2LP:ETP-60380/1
  6. ^ BeSide1996年10月23日発売 ZIG ZAG ⁄ BMG VICTOR CD:BVCR-772

出典

  1. ^ 『オフコース / Three and Two』株式会社八曜社、1979年、235-239頁。 
  2. ^ 『BeSide』(12cmCD)鈴木康博、ZIG ZAG ⁄ BMG VICTOR、1996年。BVCR-772。 

外部リンク

Kembali kehalaman sebelumnya