アゼルバイジャン航空(アゼルバイジャンこうくう、Azerbaijan Airlines)はアゼルバイジャンのバクーを拠点とする航空会社であり、同国のフラッグキャリアである。
歴史
1992年4月7日に設立。当初はアエロフロートから引き継いだ旧ソ連機がメインだったが、初の西側機としてボーイング727とボーイング707を導入。その後もボーイング757・ボーイング737・エアバスA319・エアバスA320などといった最新型の機材を導入している。現在はバクーのヘイダル・アリエフ国際空港を拠点にCIS諸国、ヨーロッパ、中東各国、そして中国への路線を運航している。また同社は株式の全てをアゼルバイジャン政府が保有する完全な国営企業である。
また2014年12月23日にCIS諸国では初めてボーイング787を受領した[1]。
アゼルバイジャン航空はボーイング737MAX10機を将来的に導入する予定であったが、2018年に発生したライオン・エア610便墜落事故、及びそれから半年経たずして起きたエチオピア航空302便墜落事故の報を受け、2019年6月3日、アゼルバイジャン航空はボーイング737MAXの導入取りやめを発表し、10機あったオーダーを全てキャンセルした(詳細は「ボーイング737 MAXにおける飛行トラブル」を参照)。
就航地
旧ソ連
アジア
東アジア
西アジア
ヨーロッパ
北米
保有機材
運航機材
2022年7月現在、アゼルバイジャン航空の機材は以下の通りである[4]。
同社が発注したボーイング社製航空機の顧客番号(カスタマーコード)は2Lで、767-32Lなどと表記される。
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エアバスA320-200
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エアバスA340-500
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ボーイング787‐8
退役済機材一覧
共同運航(コードシェア)提携先
事故
脚注
外部リンク