アルボリオ米(アルボリオまい、Arborio、アルボーリオ米)は、イタリアの短粒米である。名称はポー平原にある町アルボーリオに因む。アルボリオ米はアメリカ合衆国のアーカンソー州、カリフォルニア州、ミズーリ州でも栽培されている[1]。アミロペクチンの含有量が多いため、調理するとその他の米と比較してやわらかく、滑らかで、コシが強い[2]。アルボリオ米はリゾットを作るためにしばしば使われる。カルナローリやマラテッリ(英語版)、バルド(イタリア語版)、ヴィアローネ・ナノ(英語版)もリゾットに適している。アルボリオ米はライスプディングを作るためにも通常使われる[3][4]。
アルボリオはイネ Oryza sativaのジャポニカ米に分類される栽培品種である。
出典
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