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イクエーション・グループ

イクエーション・グループ (The Equation Group) は、ハッカー集団。世界でもっとも高度なハッカーグループとの報道が一部にある[要出典]

概要

2015年2月16日(現地時間)メキシコで開催した「Kaspersky Labs Security Analyst Summit」にてセキュリティー大手カスペルスキー社がこのチームの存在を明らかにした。同発表によれば、少なくとも2001年には活動を開始しており、1996年から活動している可能性もあるとしている。コンピューターウイルスStuxnet」と「Flame」の作者である可能性が高く、人数は60名以上とみられる[1]。ほとんどミスをせず、極めて高度な技術を持つこの集団は、ウイルスnls_933w.dllを作成したとされる。このウイルスは、ハードディスクフォーマットにも耐えられるほど強力である[2]。その技術力の高さと隠匿能力から一部でアメリカ国家安全保障局(NSA)の可能性も臆測される[要出典]も正体は不明である。

2016年3月から中国政府と関連するとみられるハッカーグループ「Buckeye」がWannaCryなど世界的な大規模サイバー攻撃の引き金になった同年8月から2017年4月にかけてのハッカーグループ「シャドー・ブローカーズ」による売却の前からイクエーション・グループのハッキングツールを手に入れて使用していたとセキュリティー大手シマンテックが発表した[3][4]

注記

  1. ^ “世界で最も高度かつプロのサイバー攻撃集団The Equation Group--その正体は”. ZDNet.com. (2015年2月17日). http://japan.zdnet.com/article/35060498/ 
  2. ^ ““超精巧な”攻撃を仕掛けるサイバースパイ集団の存在、セキュリティ企業が指摘”. ITmedia. (2015年2月17日). https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1502/17/news084.html 
  3. ^ NSAのハッキングツール、大量流出以前から中国関与の集団が利用ーーSymantecが発表”. ITmedia (2019年5月8日). 2019年7月31日閲覧。
  4. ^ 諜報機関のハッキングツールが敵のハッカーに分析され「再利用」されていたと判明”. GIGAZINE (2019年5月7日). 2019年7月31日閲覧。

外部リンク

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