ただし、人口・歴史・文化などの重要性を有するコムーネに対し国家元首によって Città の称号が付与される。ローマやヴェネツィアなどのように古代・中世から経緯で Città と称している都市もあるが、おおむね19世紀から王による都市号の付与が制度化された。イタリア共和国においては大統領令で付与される。
イタリア共和国憲法114条において、イタリア共和国はコムーネ、県、Città metropolitana、州からなるという規定があるが、長らく Città metropolitana という自治体は置かれていなかった[1]。2014年、「大都市、県、コムーネの連合および合併に関する規定」によって、県級の広域自治体として Città metropolitana の規定が行われた。2015年1月1日、以下の10県が Città metropolitana となった。