エルデネト(モンゴル語: Эрдэнэт、「富とともに」の意、エルデネットとも)は、モンゴル北部の都市。オルホン県の県都で、国内第2位の人口を有する。
概要
ウランバートルの北西240km、セレンガ川とオルホン川にはさまれた盆地に位置する。首都との道路距離は371kmある。
アジアで最大、世界でも4番目に大きい銅鉱の開発のため、1975年に建設された。モンゴルとロシアの合弁企業「エルデネト鉱業株式会社」は、モンゴルの国家財政におけるハードカレンシー収入に一役も二役も買っている。
経済
市内では年間2223万トンの鉱石が採掘され、12万6700トンの銅と1954トンのモリブデンが精製される[1]。この鉱山だけでGDPの13.5%、国税収入の7%がまかなわれる[2]。
- 人口の推移
年 |
人口
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1975年推計 |
4100人
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1979年国勢調査 |
3万1900人
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1981年推計 |
3万8700人
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1985年推計 |
4万5400人
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1989年国勢調査 |
5万6100人
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1994年推計 |
6万3000人
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2000年国勢調査 |
6万8310人
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2003年推計 |
7万8882人
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2004年推計 |
8万858人
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2005年推計 |
8万1249人
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2006年推計 |
8万3160人
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2007年推計 |
8万5121人
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2008年推計 |
8万6866人
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2021年推計 |
10万0728人
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ギャラリー
脚注
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