エルランド・ヨセフソン(Erland Josephson スウェーデン語発音: [ˈæːɭand ˈʝuːsɛfsɔn], 1923年6月15日 - 2012年2月25日)は、スウェーデンの俳優。
来歴
ストックホルム出身。イングマール・ベルイマン監督作品の常連俳優として知られた。また、アンドレイ・タルコフスキーやテオ・アンゲロプロス監督作品など各国の映画にも出演、国際的俳優として知られた。
1980年に監督・主演した『Marmeladupproret』は第30回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門に出品された[1]。
パーキンソン病との長い闘いの末、2012年2月25日、88歳で死去[2][3]。
主な出演作品
- われらの恋に雨が降る Det regnar på vår kärlek (1946年)
- 歓喜に向かって Till glädje (1950年)
- 女はそれを待っている Nära livet (1958年)
- 魔術師 Ansiktet (1958年)
- 狼の時刻 Vargtimmen (1968年)
- 情熱 En Passion (1969年) 別題『沈黙の島』
- 叫びとささやき Viskningar och rop (1972年)
- ある結婚の風景 Scener ur ett äktenskap (1973年)
- 魔笛 Trollflöjten (1975年)
- 鏡の中の女 Ansikte mot ansikte (1976年)
- ルー・サロメ/善悪の彼岸 Al di là del bene e del male (1977年)
- 秋のソナタ Höstsonaten (1978年)
- モンテネグロ Montenegro eller Pärlor och Svin (1981年)
- 恐怖の旋律の記憶 Samo Jednom se ljubi (1981年)
- ファニーとアレクサンデル Fanny och Alexander (1982年)
- 黄色い悪夢 La casa del tappeto giallo (1983年)
- ノスタルジア Nostalghia (1983年)
- リハーサルの後で Efter repetitionen (1984年)
- 法王の旅 Saving Grace (1986年)
- サクリファイス Offret (1986年)
- 戦慄の黙示録 Il Giorno prima (1987年)
- ハヌッセン Hanussen (1988年)
- 存在の耐えられない軽さ The Unbearable Lightness of Being (1988年)
- ミーティング・ヴィーナス Meeting Venus (1991年)
- プロスペローの本 Prospero's Books (1991年)
- こうのとり、たちずさんで Το Μετέωρο βήμα του πελαργού (1995年)
- ユリシーズの瞳 Το Βλέμμα του Οδυσσέα (1995年)
- 不実の愛、かくも燃え Trolösa (2000年)
- サラバンド Saraband (2003年)
脚注
外部リンク