キシナウ国際空港(ルーマニア語: Aeroportul Internaţional Chişinău)は、モルドバ共和国の首都、キシナウから13km離れた郊外にある国際空港である[1]。
歴史
開港まで
以前は、リシュカノフカ郊外に位置しており、戦間期に建設された。1927年に初の旅客便(キシナウ - ブカレスト間)の運航を行った。1960年まで営業を行っていた[2]。
ソ連時代
1960年、現在の場所に空港が開港[3]。1970年代に、収容能力を向上させるために新たにターミナルが建設された。1987年、旅客数は年間100万人に達しソ連の都市間を結ぶ拠点空港となった[1]。
独立後
1990年9月13日、最初の国際線となるフランクフルト便の就航が開始された。1995年5月31日に、国際空港となった[1]。
2000年、空港の近代化工事が完了した。出資額は、モルドバ政府から300万ドル、欧州復興開発銀行から900万ドルであり、工事はトルコの建設会社によって行われることになった。2008年4月15日、モンテネグロの企業 Aerodromi Crne Gore(エアロドローム・クルーン・ゴール)との協力覚書に署名した。2009年5月22日に、ドイツの空港運営会社アヴィ・アライアンスが、キシナウ空港近代化プロジェクトIIの設計作業の入札の勝者として発表された[1]。
就航路線
2020年1月現在
旅客数推移
年度別実績 [10]
|
旅客数 |
増減率 |
発着回数
|
2013
|
1,321,236 |
|
16,858
|
2014
|
1,781,166 |
034.8% |
19,756
|
2015
|
2,226,441 |
025.0% |
22,468
|
2016
|
2,206,266 |
00.9% |
22,033
|
2017
|
2,744,465 |
024.4% |
27,113
|
2018
|
2,828,626 |
03.1% |
27,949
|
脚注
外部リンク
空港情報 (ICAO:LUKK · IATA:KIV) |
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