キム・マナーズ(Kim Manners, 1951年1月13日 - 2009年1月25日)は、アメリカ合衆国のテレビプロデューサー、監督、子役である。『Xファイル』、『スーパーナチュラル』を監督したことで知られる。
生い立ちと家族
ショービジネス一家で育つ。父のサム・マナーズは『The Wild Wild West』や『ルート66』を監督したことで知られる[1]。幼少の頃は子役として活動し、3歳の時にシボレーのコマーシャルでデビューした。父親やウィリアム・ボーディン監督の現場でも活動し、ボーディンの勧めで監督業を志すようになった[2]。弟のケリーも監督であり、『エンジェル』、『バフィー 〜恋する十字架〜』、『ドールハウス』などに参加した[3]。姉妹のタナもテレビ監督である[4]。
キャリア
1978年に『チャーリーズ・エンジェル』のエピソードで監督デビューした。それに先立ち、同便組でユニット・プロダクション・マネージャーやほかのプロジェクトでアシスタントディレクターを務めていた[2][5]。他に『21ジャンプストリート』、『新スパイ大作戦』、『新スタートレック』、『ベイウォッチ』、『The Adventures of Brisco County, Jr.』、『ザ・コミッシュ』を監督した[5]。
『21ジャンプストリート』でジェームズ・ウォンとグレン・モーガンと出会い、またロブ・ボウマンの勧めもあったことにより『Xファイル』には第2シーズンより参加した[2]。プロデューサーも兼任し、エミー賞には4度ノミネートされた[5]。2005年より始まった『スーパーナチュラル』では監督の他に製作総指揮も務めた[5]。
死去
2009年1月25日、カリフォルニア州ロサンゼルスにて58歳のときに肺癌で亡くなった[6][7]。『Xファイル 2016(=第10シーズン)』にはマナーズの墓碑が登場する。
参考文献
外部リンク