『キャプテン・ウルフ』(原題:The Pacifier)は、2005年に公開されたアメリカ合衆国のコメディ映画。製作はウォルト・ディズニー・ピクチャーズ。ヴィン・ディーゼル主演。
ストーリー
アメリカ海軍特殊部隊のエリートであるシェーン・ウルフは、核発射防止プログラム「ゴースト」を開発した国防省トップで防衛専門家のハワード・プラマー教授の救出する任務に失敗してしまう。しかも、教授は「ゴースト」を持っていなかった。
教授を亡くして2ヶ月後、シェーンはプラマー家にハウスキーパーとして潜入し、子供達を護衛しながら「ゴースト」を探す任務を受ける。一方、提督とプラマー教授の妻ジェリーは、スイスにある教授の貸金庫を開けようとするが、パスワードがなかなか合わず足止めを食らっていた。
シェーンは、小さい頃から軍の士官学校で育ってきたため、一般人としての知識があやふや。おまけに5人の子供達は問題児ばかり。年頃の長女ゾーイに、部活に顔を出さず金髪に染めてしまう長男セス、ガールスカウトだけど末っ子をいつも泣かせる次女ルル、決まった歌がないと眠れないピーター、そして末っ子の赤ちゃんタイラー。
さらには、自分を番犬だと思っているカモにも振り回されながら、軍人スタイルで不器用ながら彼らにスパルタ教育を開始する。
登場人物
- シェーン・ウルフ
- 演:ヴィン・ディーゼル、日本語吹替え:ガレッジセール ゴリ
- アメリカ海軍特殊部隊のエリート。ハワード・プラマー教授の救出に失敗し、教授を亡くして2ヶ月後、プラマー家のベビーシッターとしてやってくる。小さい頃から軍の士官学校で育ってきたため、一般人としての知識があやふや。だが、ベビーシッターをやっていくにつれて成長していく。
- プラマー家
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- カモのゲリー
- 日本語吹替え:ガレッジセール 川田
- プラマー教授が飼っていたカモ。自分を番犬と思っている。
- ジュリー・プラマー
- 演:フェイス・フォード、日本語吹替え:渡辺美佐
- プラマー教授の妻。夫の死後、5人の兄弟の面倒を見ている。死んだ教授のことを今でも思っている。
- ゾーイ・プラマー
- 演:ブリタニー・スノウ、日本語吹替え:須藤祐実
- 5人兄弟の長女。セスと同じ、学校では問題児でマーニーからいつも大目玉。運転の授業をサボっている。
- セス・プラマー
- 演:マックス・シエリオット、日本語吹替え:小林良也
- 5人兄弟の長男、ゾーイと同じ学校では問題児でマーニーからいつも大目玉。それだけでなくマーニーが顧問をしているレスリング部の部員だが、理由があるらしく、顔をほとんど出していない。
- ルル・プラマー
- 演:モーガン・ヨーク、日本語吹替え:久野美咲
- 5人兄弟の次女、一般常識をほとんど知らないシェーンに冷たい態度をとるゾーイやセスとは違い、最初から懐いている。ガールスカウトチーム「ホタル班」のリーダー。特技は末っ子タイラーを泣かせること。
- ピーター・プラマー
- 演:ローガン・フーヴァー、キーガン・フーヴァー、日本語吹替え:宮本侑芽
- 5人兄弟の次男、ピーター・パンダ・ダンスという歌が大好き。いつもその歌で眠っている。
- タイラー・プラマー (ボー・ヴィング、ルーク・ヴィング)
- 末っ子の赤ちゃん、ルルによく泣かされる。
- ドウェイン・マーニー
- 演:ブラッド・ギャレット、日本語吹替え:岩崎ひろし
- ゾーイたちが通っている学校の教頭。レスリング部の顧問もしている。いつもゾーイとセスを目の敵にしている。生徒の間では悪い評判が流れている模様。
- クレア・フレッチャー
- 演:ローレン・グレアム、日本語吹替え:藤貴子
- ゾーイたちの通っている学校の校長。元海軍曹長であり、学校へやってきたウルフと意気投合。彼女の公認でウルフは学校内でも子供たちの警護に当たる。ストーリーのクライマックスではプラマー家のピンチに駆けつけ、ウルフに加勢する。
その他
てらそままさき、朴璐美、唐沢潤
脚注
外部リンク