- ケメロヴォ州
- ロシア語: Кемеровская область
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ケメロヴォ州旗 | ケメロヴォ州紋章 |
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ケメロヴォ州(ケメロヴォしゅう、Кемеровская область)はロシア連邦の州(オーブラスチ)。シベリア連邦管区に含まれる。最大の都市は州都ケメロヴォ。北部のケメロヴォと並んで州内の「2大都市」となっているのが南部のノヴォクズネツクである。1618年に建設された歴史の古い町で、イェルマークのシベリア探検の後に建設された入植地のひとつである。1961年までクズネツクと呼ばれていた。
歴史
1943年1月26日に州として設置された。
第二次世界大戦後、ケメロヴォに第503収容地区(ラーゲリ)が、ノヴォクズネツクに第525収容地区が、アンジェルカに第526収容地区が設置されて、シベリア抑留の対象となった日本人捕虜が収容された歴史がある[1]。
地理
シベリア西南部に位置し、北にトムスク州、東にクラスノヤルスク地方、ハカス共和国、南にアルタイ地方、西にノヴォシビルスク州、アルタイ共和国と接する。
20の都市を有し、19の地区に分けられる。シベリア鉄道本線とトムスク支線が通る。
産業
数多くの炭鉱が分布し、主要な産業は石炭産業。プロコピエフスク、メジュドゥレチェンスク、ケメロヴォ、ノヴォクズネツク、オシンニキなどがその中心。
これらに存在する炭鉱には安全性に問題があるものもあり、
リストヴァシュナヤ炭鉱では2004年に13人[2]、2021年には52人が死亡する爆発、火災事故が発生[3]。
また、ウリヤノフスカヤ炭鉱では2007年に81人以上が死亡する事故が発生している[4]。
ユルガでは自動車製造が、また、ケメロヴォでは化学工業も盛ん。
住民
住民の大部分は都市に住む。ロシア人のほか、ショル人、タタール人、ウクライナ人、チュヴァシ人、ドイツ人(ヴォルガ・ドイツ人)など。シベリアでは人口密度が高い地域である。
標準時
この地域は、クラスノヤルスク時間帯の標準時を使用している。時差はUTC+7時間で、夏時間はない。(以前はオムスク時間を使用していて、2011年3月までは標準時がUTC+6で夏時間がUTC+7、同年3月以降は通年UTC+7となった)
出身有名人
脚注
出典
外部リンク
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