ダーウィン・エアライン(英語:Darwin Airline)は、スイスのティチーノ州、ルガノ空港(英語版)をベースとする、かつて存在した地域航空会社である。
概要
サーブ 2000及びATR 72型機を使用して、スイスおよびヨーロッパ内の近距離定期航空便を運航していた。2013年11月17日、エティハド航空が発行済み株式の33%を取得することが発表された[1]。政府の承認を得て株式を取得後、“エティハド・リージョナル”に運航ブランド名を変更。塗装もエティハド・リージョナルのロゴを胴体に掲出し、垂直尾翼にはエティハド航空の“E”とスイス国旗を組み合わせたものに改められた[2]。2015年からは、同じくエティハド航空が資本参加したアリタリア-イタリア航空向けの運航も行っていた。
2017年7月、スロベニアのアドリア航空が大部分の株式を取得した[3]。しかし、エティハド航空と提携関係にあったアリタリア航空に加えエア・ベルリンが倒産相次いでする中で経営面は厳しく、同年11月27日、ダーウィン・エアラインも破産を申請[4]、12月12日に破産宣告を受けた。
保有機材
脚注
- ^ “エティハド、ダーウィン・エアラインに出資 欧州リージョナルブランド設立”. フライチーム (2013年11月18日). 2013年11月23日閲覧。
- ^ “Etihad to develop regional European network”. Business Traveller (2013年11月17日). 2013年11月23日閲覧。
- ^ “アドリア航空がダーウィン・エア株を取得 エティハド・リージョナル消滅”. フライチーム (2017年7月21日). 2019年10月14日閲覧。
- ^ “ダーウィン・エアライン、破産手続き申請 11月28日にAOC一時停止”. フライチーム (2017年11月29日). 2019年10月14日閲覧。
外部リンク