ディアオ・イーナン(刁 亦男、拼音: Diao Yinan、1968年11月30日 - ) は、中国の映画監督・脚本家。
来歴
1968年11月30日、陝西省西安市で生まれる[1]。1992年に中央戯劇学院を卒業。その後、脚本家として活動を始め、チャン・ヤン監督の『スパイシー・ラブスープ』(1997年)や『こころの湯』(1999年)などの作品の脚本を手がけた。
2003年に長編『制服』で映画監督としてデビュー。ロッテルダム国際映画祭で2つの特別表彰を受け、バンクーバー国際映画祭でも賞を受ける。2007年に発表した2作目の『夜行列車』は第60回カンヌ国際映画祭のある視点部門に出品され、ワルシャワ国際映画祭ではグランプリを受賞した。
2014年、7年ぶりの長編『薄氷の殺人』を発表。第64回ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞し[2]、主演のリャオ・ファンにも男優賞をもたらした。
作品
監督作品
- 制服 (2003年)
- 夜行列車 (2007年)
- 薄氷の殺人 白日焰火 (2014年)
- 鵞鳥湖の夜 南方车站的聚会 (2019年)
脚本作品
脚注
外部リンク