トニ・コレット(Toni Collette, 1972年11月1日 - )は、オーストラリアの女優、ミュージシャン。
生い立ち
ニューサウスウェールズ州ブラックタウン出身。父親のボブはトラックの運転手。ベンとクリストファーという弟がいる[1]。オーストラリア国立演劇学院を卒業後、1991年に映画デビュー。
キャリア
1994年の『ミュリエルの結婚』では、太目の主人公を演じるために体重を18キロ増やしたという。この作品でオーストラリア映画協会賞主演女優賞を受賞、ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされた。その後ハリウッドに進出し、1999年の『シックス・センス』ではアカデミー助演女優賞にノミネートされた。
舞台にも立ち、2000年の『ワイルド・パーティ』の演技でトニー賞にノミネートされた。2009年放送のテレビシリーズ『ユナイテッド・ステイツ・オブ・タラ』の演技でプライムタイム・エミー賞主演女優賞(コメディシリーズ部門)を受賞した。
俳優以外の活動では、2006年には初アルバム『Beautiful Awkward Pictures』を発表し、ツアーも行った。
ホラー映画『ヘレディタリー/継承』での演技は高く評価され、『ローリング・ストーン』のピーター・トラヴァースは「キャリアの集大成とも言うべき演技を披露したコレットは、アニーの肉体と精神の分離へと観客を没入させ、観客に残っている度胸の類いの一切を破壊する。コレットの一世一代の演技は一晩寝たくらいでは忘れ去ることができないほどの刺激に満ちあふれている。もっとも、忘れ去ろうとする前に、観客は全身の血が沸き立たんばかりに叫び出すだろうが。」と評している[2]。
私生活
2003年にオーストラリアのミュージシャン(Dave Galafassi)と結婚。2008年1月9日に第一子となる女児を出産[3]。2011年には息子が生まれている[4]。アイルランドとオーストラリアにそれぞれ家を持つ。
出演作品
映画
テレビシリーズ
参照
外部リンク
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