M. V. ロモノーソフ名称ドモジェドヴォ空港 (露 : Международный аэропорт Домодедово имени М. В. Ломоносова 、ミェジュドゥナロードヌィイ・アエロポルト・ドモヂェドヴォ・イミェニ・エム・ヴェー・ロモノーソヴァ英 : Domodedovo Mikhail Lomonosov International Airport )は、ロシア連邦 の首都モスクワ市 中心部から40km南方のドモジェドヴォ 市にある国際空港 。2019年5月31日にウラジーミル・プーチン 大統領が空港名に科学者のミハイル・ロモノーソフ を冠する大統領令に署名した[ 2] 。
ロシア第二の航空会社S7航空 の拠点となっており、ワンワールド とスターアライアンス の大半の航空会社が乗り入れている。国内線は主にシベリア 、コーカサス 、サンクトペテルブルク 方面への便が就航している。
沿革
ドモジェドヴォ空港 ターミナルビル外観
ドモジェドヴォ空港 ターミナルビル内部
1964年3月にツポレフ104(Tu-104) を使用したスヴェルドロフスク (現・エカテリンブルク)便を運航開始。公式的には、主にソビエト連邦 内の長距離国内線空港として、1965年5月に開業。1975年にはツポレフ144(Tu-144) のアルマ・アタ(現・アルマトイ )行き初飛行の地に選ばれた。
1996年よりイースト・ライン・グループが75年貸与の形で空港の営業を開始(滑走路は国有)。ターミナルビルや施設に多額の投資 が行われ、多くの外国航空会社がシェレメーチエヴォ国際空港 から移動し就航することとなった。
アエロフロート・ロシア航空 も一部の貨物便をこの空港へ移し、現在ロシア最大級の空港となっており、重要な役割を果たしているものの、2011年 1月24日 、ドモジェドヴォ空港爆破事件 が発生。30人以上が死亡した[ 3] [ 4] 。
2018年10月よりロシア国内の空港名に冠する計画が開始され、国民投票を経て2019年5月31日にウラジーミル・プーチン大統領がホムトヴォ空港に科学者ミハイル・ロモノーソフ を冠する大統領令に署名した[ 2] [ 5] 。
2023年、モスクワ がウクライナ軍 から連続的なドローン攻撃を受けた事で、空港を一時閉鎖した[ 6] 。2024年、ロシア大統領選挙 期間中にウクライナ軍からと思われるドローン攻撃を受けた[ 7] 。
画像
ドモジェドヴォ空港
ドモジェドヴォ空港から離陸するS7航空
ドモジェドヴォ空港から離陸するウラル航空
アエロエクスプレスの新型2階建て車両
就航航空会社と就航都市
2022年2月以降は以下の就航航空会社と就航都市は大幅に変更されている。西側諸国との航空路線は全便が運航停止になっている。
○ - ワンワールド ☆ - スターアライアンス △ - スカイチーム ▽- 2022年より乗り入れ停止
国際線
国内線
空港アクセス
鉄道
空港駅に停車中のED4M形
バス
タクシー
3社が市内まで定額運賃で運行している。車種により料金が異なる。また、ロビーで声をかけてくる白タクシーが多いため要注意。 [要出典 ]
脚注
関連項目
外部リンク
空港情報 (ICAO:UUDD · IATA:DME)
空港概要 気象情報 その他