ノール・アビアシオン(Nord-Aviation 、北方航空事業)は、かつてフランスに存在した航空機メーカーである。
1954年にSFECMAS (la Société Française d’Etude et de Constructions de Matériel Aéronautiques Spéciaux) とSNCAN (Société nationale de constructions aéronautiques du Nord:北方航空機製造公社)の統合により設立された。
ノール・アビアシオンはシュド・アビアシオン(Sud-Aviation:南方航空事業)と1970年に合併し、アエロスパシアルになった。さらに国際的なコンソーシアムのエアバスをブリティッシュ・エアロスペース、DASAと作り、最終的には2000年7月10日にドイツのDASAとスペインのCASAと合併して共同会社EADSとなった。EADSはエアバスの親会社である。
双発ターボプロップ機のノール262や超音速ターボ・ラムジェットエンジン実験機のノール 1500 グリフォンのように多様な機体が開発された。