ハテルマギリ(波照間桐[1][2]、学名:Guettarda speciosa)はアカネ科ハテルマギリ属の常緑小高木。
特徴
横に広がり、高さ3–6 mに達する。葉は長さ10–22 cm、幅8–20 cmの倒卵形~楕円形で、同じ環境に生えるモモタマナやヤエヤマアオキにも似るが、葉は十字対生で、葉裏に毛が密生する点などで見分けられる[1]。古い枝には大きな丸い葉痕が目立つ。花は淡黄色~白色で筒部が長く目立つ。
分布と生育環境
世界中の熱帯から亜熱帯。日本国内では八重山諸島に生育[2]。名前の通り波照間島に多いが、与那国島では見つかっていない[1]。果実は海流で散布され[1]、日本本土の海岸にもまれに漂着する[2]。
脚注
参考文献
外部リンク
- ウィキメディア・コモンズには、ハテルマギリに関するカテゴリがあります。