パセオ (paseo) は、札幌市北区に所在する北海道旅客鉄道(JR北海道)札幌駅高架下にかつて存在した商業施設である。JRタワーを構成する施設であった。
概要
札幌駅高架下の商業施設として開業、ネーミングはスペイン語で「散歩道」を意味するものとした[6]。東側には、札幌市営地下鉄東豊線さっぽろ駅への連絡口がある[7]。
2011年のリニューアルによって内装の変更とともに、英語表記も「PASEO」から「paseo」に改めた。エリア名称も、地上1階・地下1階の西コンコースより西側を「paseo WEST」、地下1階の札幌駅改札下を「paseo CENTER」、地上1階・地下1階の東コンコースより東側を「paseo EAST」に改め[8]、地下1階 paseo CENTERの中央部には新たに「テルミヌス広場」が設けられた[9][8]。
宇都宮市にある、同名の商業施設との関連はない。
館内
開業当初は1階・地下1階中央部にファッション関連を中心とした「Beautiful Land」、1階に子供用品やファンシーグッズを中心とした「Hearty Land」・郵便局やレンタカー等のサービス関連を中心とした「MIZ Land」・工芸品や食料品店などを中心とした「Sapporo Factory Land」、地下1階にメンズファッション中心の「Adventure Land」・世界の最先端品を扱う「World Mixing Land」・飲食店を中心とした「Pleasure Land」の7エリアの構成で分けられ[6]、地下1階の中央部には「水の広場」があった[10][8]。
2011年のリニューアル後は、「paseo WEST」にレストランやカフェなどの飲食店が多く出店し、地上1階には「北海道さっぽろ「食と観光」情報館」が隣接していた。「paseo CENTER」「paseo EAST」にはファッションや雑貨、ヘルス&ビューティ関連などの専門店が出店していた。地下1階東西通路には、改装前の特徴的な天井、石畳、床面に施されたレリーフ・デザインなどの一部が残され「テルミヌスの記憶」と名付けられた[9]。地下中央部の「テルミヌス広場」から札幌駅に続く通路には、歩くとセンサーが反応しサウンドアートが流れる「テルミヌス・サウンド」という演出が施された[9]。
沿革
備考
- 2022年7月1日から閉店日の9月30日までエフエム北海道(AIR-G')とのコラボ番組『paseo Final Walkers』が毎週金曜日に公開生放送されていた[24]。
脚注
外部リンク
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交通事業者 | |
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廃止・閉鎖 | |
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