パドマ・シュリー勲章 |
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インドの栄典 |
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種別 |
勲章 |
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綬 |
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資格 |
芸術、教育、産業、文学、科学、スポーツ、医学、社会福祉などの分野で多大な貢献を果たした人物 |
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対象 |
インド政府の選考 |
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状態 |
存続 |
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歴史・統計 |
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創立 |
1954年 |
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人数 |
3,225人 |
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階位 |
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上位席 |
パドマ・ブーシャン勲章 |
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パドマ・シュリー勲章 (Padma Shri/Padma Shree) は、インドにおける勲章の一つで、民間人を顕彰する勲章としては4番目の格式を持つ。この勲章は毎年共和国記念日にインド政府によって授与される。
概要
パドマ・シュリー勲章は1954年に制定され、芸術、教育、産業、文学、科学、スポーツ、医学、社会福祉などの分野で多大な貢献を果たした人物を受賞対象としている。インドに何らかの形で貢献した外国人にも授与されている。受賞者の選考に対しては「政治的意思の介入によって受賞に値する人物が除外されている」という批判がある[1][2]。こうした批判に対して、インド政府は市民向けの推薦サイトを設け、一般から受賞者の推薦を募集している[3]。2017年時点で2,840人が受賞している[4]。
受賞拒否者
受賞を拒否した人物にはシタール奏者のヴィラヤット・カーン(英語版)[5]、学者・作家のマノミ・ライサム・ゴースワーミ(英語版)[6]、ジャーナリストのカナック・セン・ディーカ[7]、作家のマンヌー・バンダーリー[8]、脚本家のサリーム・カーン(英語版)などがいる[9]。一方、環境活動家のサンデルラール・バーフガナ(英語版)[10]、イギリス・ビリヤード(英語版)チャンピオンのマイケル・フェレイラ(英語版)[7]などは受賞を拒否したものの、後により上位の勲章であるパドマ・ブーシャン勲章やパドマ・ヴィブーシャン勲章(英語版)を受賞している。また作家のパニシュワール・ナート・"レル"(英語版)[11]、パンジャーブ人作家のダリップ・コウル・ティワーリー(英語版)[12]、詩人のジャヤンタ・マハパトラ(英語版)のように受賞後に勲章を返上した人物もいる[13]。
受賞者一覧
出典