ピーター・サリス(Peter Sallis、1921年2月1日 - 2017年6月2日)は、イギリスの俳優・声優。イギリスでは1973年から放映されたBBCのシチュエーション・コメディ"Last of the Summer Wine"で知られている。
ミドルセックス州トゥイッケナム(現在はロンドンの一部)にて生まれる。演技歴は第二次世界大戦中、イギリス空軍従軍中のアマチュア時代から始まる。戦後すぐ王立演劇学校で演技を学び、1946年にリチャード・ブリンズリー・シェリダンの舞台『The Scheming Lieutenant』でプロデビュー。その後『悪口学校』で地方巡業し、ロンドンのウエスト・エンドで上演された「三人姉妹」ではラルフ・リチャードソンと共演。ウエスト・エンドでの出演にオーソン・ウェルズ製作の『白鯨』やヴィヴィアン・リーと共演した『Rhinoceros』、『暗くなるまで待って』などがある。
映画では1960年のテレンス・フィッシャー監督の『吸血狼男』や1970年の『嵐が丘』などに出演しているほか、『ウォレスとグルミット』シリーズの主人公ウォレスの声としても知られる。
2017年6月2日、ロンドンの養護老人ホームにおいて死去[1]。96歳没。
出演作品
脚注
- ^ 「ウォレスとグルミット」主人公ウォレス役声優ピーター・サリスが死去
映画ナタリー 2017年6月6日
外部リンク