フルーツポンチ3対3(ふるーつぽんちさんたいさん)はNETテレビ(現・テレビ朝日)のナショナルゴールデン劇場枠で1968年11月28日から1969年1月9日まで放映されたテレビドラマ。
概要
タイトルに果物を冠した「フルーツシリーズ」のテレビドラマ第4弾。
三人の娘をかかえた中根家の母親と三人の子持ちの男やもめの矢島家の再婚で連れ子同士がいがみ合う関係になり、兄弟姉妹としてお互いに和解するまでを描いたドタバタコメディ。
当時、スポンサーである松下電器(現:パナソニック)の主力製品であったナショナルカラーテレビ「パナカラー」の売り上げ倍増を目的に「ナショナル劇場[1]」(TBS系)や「ズバリ!当てましょう[2]」(フジテレビ系)などの同社の単独提供番組がカラー化される中で唯一のモノクロ作品でもあった。
キャスト
スタッフ
サブタイトル
- 1968年11月28日「宣戦布告」
- 12月5日「敵前上陸」
- 12月12日「全面戦争」
- 12月19日「孤軍奮闘」
- 12月26日「戦局混沌」
- 1969年1月2日「和平工作」
- 1月9日「全面講和」
関連項目
- クイズタイムショック - 最終回が放送される3時間前(19:00)に放送開始した同局のクイズ番組。1978年10月5日放送分(第505回)より、矢島純二役の山口崇が二代目司会者を担当した。ちなみに放送5年目を迎えた1974年にスタジオセットがリニューアルした際、当時としては最新鋭だった8ビットマイクロコンピューター(8080)による番組セットの「自動制御化」の開発設計を「フルーツ~」のスポンサーであった松下電器の「中央研究所」が担当した[3]。
脚注
- ^ 「フルーツ〜」放送時点では「ナショナルカラー劇場」。
- ^ 1967年2月11日放送分は「カラーで当てましょう」として試験的にカラー放送。同年2月25日からは毎回、カラーで放送。
- ^ 「テレビ放送50年 テレビアートのすべて」(2002年、KKベストセラーズ刊)78ページ参照。