ミネラーリヌィエ・ヴォードィ空港(露:Аэропорт Минеральные Воды、英:Mineralnye Vody Airport)は、ロシア連邦北カフカース連邦管区スタヴロポリ地方ミネラーリヌィエ・ヴォードィにある空港である。
ミネラーリヌィエ・ヴォードィ市街地からは4㎞離れている。ピャチゴルスク、キスロヴォツク、エセントゥキ、ジェレズノヴォツクといった鉱泉・スパリゾート(カフカース鉱泉と総称される)へ向かう観光客のために1925年に開設された。スパリゾートに向かう観光客だけでなく、スタヴロポリ地方や周辺の諸共和国など北カフカース連邦管区各地に向かう旅客に広く利用されており、北カフカースでも最も重要な空港の一つである。
空港の西側にはターミナルと41のスポットがあり、反対側の東にはツポレフTU-154の整備場がある。
沿革
2014年から、トランスエアロ航空はモスクワへの便にボーイング747‐400を導入していた、この747は2020年現在も当空港に降り立った最大の機材である。
2015年10月25日トランスエアロ航空は経営破綻、ロシア当局による運航許可停止を受けてすべての運航を停止した。
そのため当空港へのトランスエアロ航空便は全てロシア航空とアエロフロートロシア航空に引き継がれた、この際747運航便は無くなった。
2016年6月、ノヴァポートはアエロインヴェストからミネラーリヌィエ・ヴォードィ空港を買収する事を決定した。[1]
就航航空会社と就航都市
国内線
国際線
アクセス
公共交通アクセス
市街地にマルシュルートカとバスが通じている。
自動車交通アクセス
市街地に幹線道路のE-50とE-117が通じている。
事故
1953年10月21日、アエロフロートロシア航空525便(リストフLi-2)が天候不良で墜落。[15]
1962年12月31日、アエロフロート・アルメニア航空のイリューシンIL-18が着陸復行中に墜落。乗客乗員119人中32人が死亡。[16]
1972年2月27日、アエロフロートロシア航空のアントノフAN-24が操縦不能になり墜落。[17]
1977年2月15日、アエロフロートロシア航空5003便(イリューシンIL-18)が離陸中に墜落。乗客乗員98人中77人死亡。[18]
脚注
関連項目
外部リンク