メバロン酸
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(3R)-3,5-Dihydroxy-3-methylpentanoic acid
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識別情報
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CAS登録番号
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150-97-0
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PubChem
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439230
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ChemSpider
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388367
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UNII
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S5UOB36OCZ
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KEGG
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C00418
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ChEBI
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InChI=1S/C6H12O4/c1-6(10,2-3-7)4-5(8)9/h7,10H,2-4H2,1H3,(H,8,9)/t6-/m1/s1 Key: KJTLQQUUPVSXIM-ZCFIWIBFSA-N InChI=1/C6H12O4/c1-6(10,2-3-7)4-5(8)9/h7,10H,2-4H2,1H3,(H,8,9)/t6-/m1/s1 Key: KJTLQQUUPVSXIM-ZCFIWIBFBE
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特性
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化学式
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C6H12O4
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モル質量
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148.16 g mol−1
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特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。
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メバロン酸(メバロンさん、mevalonic acid、MVA)は、化学式 C6O4H12、分子量148.2のヒドロキシ酸。IUPAC命名法では3,5-ジヒドロキシ-3-メチルペンタン酸 (3,5-dihydroxy-3-methylpentanoic acid) となる。日本と欧州で別々に発見され、それぞれ火落酸(ひおちさん)、ジバロン酸と名づけられたが、現在のように統一された。メバロン酸経路の中間体の一つで、テルペノイド(イソプレノイド)生合成に関与する。コレステロール合成の原料として重要である。
生合成
ヒドロキシメチルグルタリルCoA (HMG-CoA)の還元によって生合成される。この過程はコレステロール合成における律速段階である。この反応は細胞質基質で行われ、還元物質として2分子のNADPHが用いられる不可逆反応である。メバロン酸はメバロネートキナーゼによってリン酸化され5-ホスホメバロン酸に、さらにホスホメバロネートキナーゼによって二リン酸化され、5-ピロホスホメバロン酸になる。
出典
関連項目