Share to: share facebook share twitter share wa share telegram print page

モーターボート大賞競走

モーターボート大賞
格付け GII
優勝賞金 450万円
優勝戦 6名
各準優勝戦上位2名
準優勝戦 得点上位18名
予選 4日間
出場資格 日本モーターボート競走会から
競艇場への斡旋
A1級・A2級の選手
主催者 各市町村、組合
開催地 日本の旗 持ち回り
次回開催予定
テンプレートを表示

モーターボート大賞競走モーターボートたいしょうきょうそう)は、競艇GII競走。「モーターボート大賞」「MB大賞」とも呼ばれることがある。

過去に開催され廃止となった「GIIIモーターボート大賞トライアル競走」についてもこの項にて記述する。

概要

当該年にSG競走や周年記念を除くGI競走を開催しない競艇場で開催されるGII競走である。開催する競艇場は前年の梅雨時にSG競走、プレミアムGI競走開催地と同時に発表される。

地元地区の選手を中心としたA1級、A2級の選手が選出される。また、周年記念競走とは違い、トップクラスの女子レーサーが多数出場することが多い。後述するモーターボート大賞トライアル競走から勝ち上がった3名が出場できることが特徴であったが、2011年度をもってトライアル競争は廃止された[1]

男女の出場比率を同等にしたWリーグ制の大会として開催されたこともある。ルールは、4日間の予選を男女別で行い、それぞれの勝率上位9人が準優勝戦へ勝ち上がる方式。準優勝戦の組み合わせは甲組・乙組の割り当て方式となり、前検日に男子・女子の代表者が抽選により決定される。2012年大村競艇場で行われた「男女ガチンコモーターボート大賞」は、宇野弥生が優勝し大会史上初めて女子レーサーが制覇した。また、2014年の児島競艇場で行われた「男女バトルモーターボート大賞」も同ルールで開催された[2]

歴史

1985年4月、第1回モーターボート大賞が唐津競艇場で開催された[3]

グレード制導入後、GII競走に格付けされる。1997年度よりGI競走へ格上げされたが[3]2010年度からは再びGII競走に変更された[4]。GII競走となった後も、引き続きオーシャンカップ競走鳳凰賞競走の選考対象となり、スタート事故の罰則がGI競走と同様になった[5]

モーターボート大賞トライアル競走

モーターボート大賞トライアル
格付け GIII
優勝賞金 200万円
主催者 各市町村、組合
開催地 日本の旗 持ち回り
第1回執行日 2007年
次回開催予定
大会は廃止されている
テンプレートを表示

モーターボート大賞トライアル競走(モーターボートたいしょうトライアルきょうそう)は、2007年-2011年にかけて行われた競艇GIII競走。モーターボート大賞競走のトライアル競走である[6]

A2級以下の選手に対して上位のグレード競走に出場する機会を増やすことが目的で創設された[6]。モーターボート大賞競走開催の約2ヶ月前に本番と同じ競艇場で開催された。

優勝戦で3着以内に入った選手はモーターボート大賞競走の出場権を得ることができた。通常GI競走に斡旋されることが無いA2級以下の選手にとって、GI競走の出場権を得ることができる数少ない機会となっていた。

2010年度にモーターボート大賞がGII競走となり、A2級以下の選手の出場枠が増加したことから[6]、当競走は2011年度で廃止された[7]

脚注

  1. ^ グレードレースの見直し及び平成23年度優勝賞金額(SG競走等)について Archived 2015年9月23日, at the Wayback Machine.
  2. ^ GⅡ児島モーターボート大賞-勝ち上がり方式-”. www.kojimaboat.jp. 2018年10月18日閲覧。
  3. ^ a b 日本モーターボート競走会, 一般財団法人. “沿革 : 一般財団法人 日本モーターボート競走会”. mbkyosokai.jp. 2018年10月18日閲覧。
  4. ^ BOAT RACE OFFICIAL WEB SITE | ニュース&トピックス | 記事詳細” (2015年9月23日). 2018年10月18日閲覧。
  5. ^ SG、GIおよびGII競走開催要綱の一部改正について Archived 2013年7月20日, at the Wayback Machine.
  6. ^ a b c 平成 22 年 度 事 業 報 告 書 - 公益社団法人 日本モーターボート選手会”. 公益社団法人 日本モーターボート選手会. p. 38. 2018年10月18日閲覧。
  7. ^ ボートレース研究. “2011年2月5日号|研究ステーション|ボートレース予想の専門紙--ボートレース研究”. www.kenkyu.co.jp. 2018年10月18日閲覧。

関連項目

外部リンク

Kembali kehalaman sebelumnya