ロマンメトゥール国際空港 (英 : Roman Tmetuchl International Airport )は、パラオ共和国 バベルダオブ島 アイライ州 にある国際空港 である。2006年にパラオ国際空港 (英 : Palau International Airport )に名称変更されたが、どちらの名前も有効である。また、バベルダオブ空港やアイライ空港としても知られている。
概要
2015年 4月8日 、ロマン・トメトゥチェル国際空港を訪れた天皇 (中央左)と美智子皇后 (中央右)
パラオ唯一の国際空港で、旧首都 のコロール 郊外のバベルダオブ島 アイライ州 にある。昭和19年(1944年 )に大日本帝国海軍 が航空基地として建設したのがはじまりである。
戦後は民間飛行場となり、1984年 に完成した旧ターミナルビルが手狭になった為、日本国政府 の無償援助により、2003年 3月 に新しいターミナルが完成した。2018年 、空港運営に双日 ら日系企業3社が出資・参画を開始した[ 4] 。2022年5月8日、ターミナル増築と、既存のターミナル改修工事が完了し、記念式典が行われた[ 5] 。
国内線が運航されているほか、観光 が盛んなパラオの国際空港らしく、グアム やマニラ などとの間に定期便が運航されている。また多数のチャーター便 を運航されている。
滑走路の長さは7200 ft. / 2195 mと国際空港としては短いため、大型機の発着は不能であり、2015年4月の天皇・皇后のパラオ訪問では、日本国政府専用機 (ボーイング747-400 )が使用できず、民間機であるボーイング767 によるチャーター機が使われた。
就航路線
2020年以降、新型コロナウイルス感染症の影響 により、多くの定期便が運休、減便、経路変更となっている。
2023年8月現在[ 6] [ 7]
脚注
関連項目
外部リンク
空港情報 (ICAO:PTRO · IATA:ROR)
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