上磯駅(かみいそえき)は、北海道北斗市飯生(いなり)2丁目にある道南いさりび鉄道線の駅。電報略号はイソ。駅番号はsh07。日本国有鉄道・JR北海道における事務管理コードは▲141404[7]。
旧・上磯町(現在は北斗市の一部)の代表駅であり、道南いさりび鉄道線の中間の主要駅でもある。同線を走る定期旅客列車の約半数は、上磯駅を函館駅からの終着駅あるいは函館駅への始発駅としている[8]。日本国有鉄道(国鉄)時代には急行「えさし」「松前」の停車駅だった。北海道旅客鉄道(JR北海道)時代にも津軽海峡線の快速「海峡」の一部が停車していた。
歴史
駅名の由来
アイヌ語の「カマ・イソ」(波をかぶる岩)に由来するという説と、北海道ではかつて西側のことを上と呼び、当地が函館市から見て西側(=上)の海岸(=磯)であることに由来するという説がある[1]。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線を持つ地上駅で、橋上駅舎を備える。なお、1番のりばは折り返し専用の行き止まり式のホームとなっており、このホームのみ非電化である。
JR時代は五稜郭駅の管理下にあり、ジェイ・アールはこだて開発が業務を受託する業務委託駅だったが、早朝・夜間は駅員が不在であった。みどりの窓口(営業時間7時45分 - 17時35分)、自動券売機が設置されていた。なお、道南いさりび鉄道への移管後は無人駅となるが、同社仕様の自動券売機が設置される[15]。
かつては、駅の西側にある日本セメント(現・太平洋セメント)上磯工場への専用鉄道があったが、1985年(昭和60年)3月頃に廃止された。また、上磯工場と峩朗鉱山(石灰石鉱山)及び万太郎採掘場(粘土採掘場)を結ぶ鉱山鉄道もあったが、1989年(平成元年)に廃止された。これらの鉄道についての詳細は日本セメント上磯鉄道を参照。
のりば
のりば |
路線 |
方向 |
行先 |
備考
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1
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■道南いさりび鉄道線
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下り
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函館方面
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当駅始発
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2
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上り
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木古内方面
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3
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下り
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函館方面
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南口(JR時代、2014年9月)
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駅舎外観(2019年4月)
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跨線橋(2018年6月)
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待合室(2018年6月)
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ホーム(2018年6月)
駅周辺
北斗市役所を含む北斗市中心部は、東へ1駅隣の清川口駅が最寄り駅である。
隣の駅
- 道南いさりび鉄道
- ■道南いさりび鉄道線[注釈 1]
- 茂辺地駅 (sh06) - (矢不来信号場) - 上磯駅 (sh07) - 清川口駅 (sh08)
脚注
注釈
- ^ 下り順・駅ナンバリング順に記載。道南いさりび鉄道線の旅客列車は全て函館駅発着であるが、JR北海道函館本線でなく道南いさりび鉄道線としては清川口方の五稜郭駅が起点である。
出典
報道発表資料
新聞記事
参考文献
書籍
関連項目
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外部リンク