井の頭(いのかしら[5])は、東京都三鷹市の地名[6]。現行行政地名は井の頭一丁目から井の頭五丁目。住居表示施行地域である。郵便番号は181-0001[3]。
地理
三鷹市の北部に位置する。「井の頭公園」の名で知られる井の頭恩賜公園が地域内にあり、地域の多くは閑静な住宅街からなる。歴史的には、井の頭の池を中心に古くから集落の形成が見られ、江戸時代は鷹狩場もあった(詳細は井の頭公園#歴史も参照されたい)。その後、三鷹市に編入されて現在に至る。
地域内を神田川と玉川上水が流れている。また、井の頭公園周辺は、吉祥寺駅に近く、同駅周辺の商店街との結びつきが強く見られる。井の頭恩賜公園は三鷹市と武蔵野市に跨り、2市での合併もかつて議論されたが、1955年の三鷹市議会の反対決議で流れたという経緯がある。
一丁目に京王井の頭線三鷹台駅、二丁目に市立第五小学校、三丁目に京王井の頭線井の頭公園駅、五丁目に明星学園中学校・高等学校、三鷹井の頭郵便局がある。
東は杉並区久我山、西は牟礼、北は武蔵野市吉祥寺南町、御殿山と接している。
一丁目及び二丁目に東京外環自動車道が建設中となっている。
歴史
由来
1965年(昭和40年)2月1日にそれまでの牟礼から独立し、井の頭として住居表示を実施。井の頭の名は徳川家光が鷹狩りに訪れ、湧水がほとばしるように出ているのを見て、「井の頭」と命名したとされている。神田川の源泉であり江戸市民の行楽地として親しまれてきた井の頭池の歴史にちなんでいる。
沿革
世帯数と人口
2018年(平成30年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
丁目 |
世帯数 |
人口
|
井の頭一丁目
|
2,591世帯
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4,610人
|
井の頭二丁目
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2,108世帯
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3,482人
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井の頭三丁目
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1,291世帯
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2,369人
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井の頭四丁目
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1,115世帯
|
2,108人
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井の頭五丁目
|
1,694世帯
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3,284人
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計
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8,799世帯
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15,853人
|
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[7][8]
交通
鉄道
バス
道路
施設
脚注
関連項目
外部リンク
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