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初鹿駅

初鹿駅
駅構内(廃止前日)
初鹿
チュールー
Chulu
嘉豊 (5.5 km)
(3.9 km) 東成
地図
所在地 中華民国の旗 台湾台東県卑南郷初鹿村初鹿11鄰32号
北緯22度51分39.1秒 東経121度05分33.8秒 / 北緯22.860861度 東経121.092722度 / 22.860861; 121.092722
駅番号 005
所属事業者 台湾鉄路管理局
等級 三等駅
旧名 北絲鬮、初鹿尾
種別 廃駅
所属路線 台東線(旧線)
キロ程 159.2 km(花蓮港起点)
電報略号 ㄔㄌㄨ
駅構造 地上駅
開業年月日 1919年2月1日
廃止年月日 1982年6月27日
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初鹿駅
本駅が記載された旧線時代の補助補價票
各種表記
繁体字 初鹿車站
簡体字 初鹿车站
拼音 Chūlù Chēzhàn
通用拼音 Chulù Chējhàn
注音符号 ㄔㄨ ㄌㄨˋ ㄐㄩ ㄓㄢˋ
発音: チュールー チャーヂャン
台湾語白話字 Chho-lo̍k Chhia-thâu(車頭)
客家語白話字: Chhû-lu̍k Chhâ-theù(車頭)
日本語漢音読み しょろくえき
英文 Chulu Station
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初鹿駅(しょろくえき)は台湾台東県卑南郷にかつてあった台湾鉄路管理局台東線廃駅1982年の台東線拓寬計画(軌間を762mmのナローゲージから1,067mmの狭軌化する台東線改軌計画。東拓とも略する)の完成前は台東線は太平渓に沿ったルートで当駅はその旧ルート上にあった。

木造駅舎は初鹿国民小学と台9線の間にあったとされているが[1]、撤去されて公園になっており倉庫や宿舎の痕跡が僅かに確認できる程度[2][3](p50)

歴史

  • 1919年
    • 2月1日 - 台東製糖(台東開拓の前身)私設鉄道開通に伴い終点駅として北絲鬮停車場(ほくしきゅう-)開業[4]、駅名の由来は原住民卑南族)の部落名で「竹林」を意味する『Pashikau』(台湾語ではPa-Si-Kao、中国語: 巴喜告
    • 12月26日 - 鹿野方面に延伸され中間駅となる[5]
  • 1922年4月20日 - 総督府が台東開拓を買収し、日本風の初鹿尾乗降場(はしかお-)に改称[6]
  • 1937年11月1日 - 初鹿驛に改名[7][8][9]
  • 1982年6月27日 - 鹿野~馬蘭間の新線への切替と同時に廃止[10]

利用状況

戦前
年間 1日平均
乗車 下車 乗降計 出典 乗車 乗降計
1922年度 7,575 7,357 14,932 [11] 21 42
1923年度 7,270 7,179 14,449 [12] 20 40
1924年度 9,452 9,970 19,422 [13] 26 53
1925年度 11,673 12,710 24,383 [14] 32 67
1926年度 10,427 11,599 22,026 [15] 29 60
1927年度 14,709 15,165 29,874 [16] 40 82
1928年度 16,653 15,739 32,392 [17] 46 89
1929年度 13,354 14,027 27,381 [18] 37 75
1930年度 12,156 12,339 24,495 [19] 33 67
1931年度 10,566 10,706 21,272 [20] 29 58
1932年度 8,548 9,063 17,611 [21] 23 48
1933年度 8,379 8,948 17,327 [22] 23 47
1934年度 9,062 9,183 18,245 [23] 25 50
1935年度 11,204 11,762 22,966 [24] 31 63
1936年度 12,714 13,415 26,129 [25] 35 72
1937年度 14,564 15,776 30,340 [26] 40 83
1938年度 15,202 15,488 30,690 [27] 42 84
戦後
年間 1日平均
乗車 下車 乗降計 出典 乗車 乗降計
1946 20,753 29,466 50,219 [28] 57 138
資料なし
1959 31,461 資料なし [29] 86 資料なし
1960 28,024 77
1961 25,849 71
1962 25,878 71
1963 41,070 113
1964 47,954 [30] 131
1965 50,155 137
1966 55,694 153
1967 58,974 162
1968 68,529 187
1969 51,628 141
1970 50,872 139
1971 47,776 131
1972 45,951 126
1973 43,974 [31] 120
1974 45,615 125
1975 39,622 42,398 82,020 [32] 109 225
1976 40,333 42,916 83,249 [33] 110 227
1977 38,166 40,912 79,078 [34] 105 217
1978 45,455 資料なし [31] 125 資料なし
1979 36,994 101
1980 26,633 26,878 53,511 [35] 73 146
1981 11,695 17,629 29,324 [36] 32 80
1982 5,352 13,014 18,366 [37] 30 104

駅周辺

隣の駅

台湾鉄路管理局
台東線(東拓前の旧線)
嘉豊駅 - 初鹿駅 - 東成駅

出典

  1. ^ 嘉豐站 舊稱稻葉 教育部2005網界博覽會/花蓮高級中學
  2. ^ 消失的鐵道 探訪舊線2 教育部2013網界博覽會/馬蘭國小
  3. ^ 古庭維、鄧志忠 (2010-08-11). 台灣舊鐵道散步地圖. ISBN 9789861774015. https://books.google.co.jp/books?id=KQSGDwAAQBAJ 2019年2月9日閲覧。 
  4. ^ 台湾総督府 (1919-03-07). “台湾総督府告示第17号”. 官報 (第1976号 ed.). 大蔵省印刷局. p. 107. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2954090/2 2019年2月9日閲覧. "臺東製糖株式會社鐵道卑南、新開園間ノ内卑南北絲鬮間運輸營業開始許可"  国立国会図書館
  5. ^ “台湾総督府告示第185号”. 官報 (第2238号 ed.). 大蔵省印刷局. (1920-01-22). p. 392. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2954351/6 2019年2月9日閲覧. "臺東製糖株式會社鐵道北絲鬮里壠間運輸營業開始許可"  国立国会図書館
  6. ^ 台湾総督府 (1922-04-18). “台湾総督府告示第69号”. 官報. 1922年08月09日 (第3007号 ed.). 大蔵省印刷局. p. 222. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2955125/4. "臺東開拓株式會社鐵道臺東池上間ヲ官ニ買収シ大正十一年四月二十日ヨリ臺東里壠運輸營業ヲ開始ス 其ノ停車場名竝哩程左ノ通"  国立国会図書館
  7. ^ “告示第252号”. 台湾総督府報 (第3111号 ed.). 國史館臺灣文獻館. (1937-10-19). p. 70. https://onlinearchives.th.gov.tw/index.php?act=Display/image/7604349=Mn1LQ#3lI8. "臺東花蓮港兩廳下地名改正ニ伴ヒ臺東線停車場名中左ノ通改正シ昭和十二年十一月一日ヨリ之ヲ實施ス" 
  8. ^ 鄭仁崇 (2000-04). 臺灣後山鐵道風華. 花蓮県文化局. p. 257. ISBN 9570243422. https://tm.ncl.edu.tw/article?u=022_001_00000673 2019年2月9日閲覧。 
  9. ^ 台湾総督府報第3111号告示第252号 (1937年10月19日). “件名:臺東線停車場名中改正”. 2019年2月9日閲覧。 国史館台湾文献館
  10. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (June 1983). "大事紀要". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國71年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. p. 390.
  11. ^ “統計圖表 第一五表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第24(大正11年度). 国立国会図書館. (1923-12-17). pp. 頁28-31. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/975603/85 
  12. ^ “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第25(大正12年度). 国立国会図書館. (1924-12-18). pp. 頁38-41. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/975604/83 
  13. ^ “統計圖表 第一四表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第26(大正13年度). 国立国会図書館. (1925-12-18). pp. 頁32-35. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/987000/76 
  14. ^ “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第27(大正14年度). 国立国会図書館. (1926-12-15). pp. 頁32-37. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/987001/74 
  15. ^ “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第28(昭和元年度). 国立国会図書館. (1927-12-16). pp. 頁32-37. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1076688/82 
  16. ^ “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第29(昭和2年度). 国立国会図書館. (1928-12-16). pp. 頁32-37. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1076714/83 
  17. ^ “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第30(昭和3年度). 国立国会図書館. (1929-12-25). pp. 頁32-37. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1076735/86 
  18. ^ “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第31(昭和4年度). 国立国会図書館. (1930-12-23). pp. 頁32-39. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1076751/89 
  19. ^ “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第32(昭和5年度). 国立国会図書館. (1931-12-23). pp. 頁32-39. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1076761/91 
  20. ^ “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第33(昭和6年度). 国立国会図書館. (1932-12-23). pp. 頁32-39. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1076770/85 
  21. ^ “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第34(昭和7年度). 国立国会図書館. (1933-12-23). pp. 頁32-39. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1076775/87 
  22. ^ “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第35(昭和8年度). 国立国会図書館. (1934-12-23). pp. 頁32-39. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1076780/89 
  23. ^ “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第36(昭和9年度). 国立国会図書館. (1935-12-20). pp. 頁32-39. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1114095/90 
  24. ^ “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第37(昭和10年度). 国立国会図書館. (1936-12-25). pp. 頁32-39. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1114110/95 
  25. ^ “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第38(昭和11年度). 国立国会図書館. (1937-12-20). pp. 頁30-37. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1114126/97 
  26. ^ “統計圖表 第一七表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第39(昭和12年度). 国立国会図書館. (1938-12-20). pp. 頁30-31. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1114147/104 
  27. ^ “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第40(昭和13年度). 国立国会図書館. (1939-12-20). pp. 頁32-39. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1114169/118 
  28. ^ 臺灣鐵路業務統計要覽 民國35年度. 國家圖書館 臺灣記憶. (1947-5). p. 28. https://tm.ncl.edu.tw/article?u=007_001_0000408093 
  29. ^ 臺東縣政府 (July 1964). "臺東縣境內省營鐵路客運概況 (1959-1963)". 臺東縣統計要覽 (Report) (中華民國52年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 頁112-113.
  30. ^ 臺東縣政府 (July 1973). "臺東縣境內省營鐵路客運概况 (1963-1972)". 臺東縣統計要覽 (Report) (中華民國61年度 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 頁146-147.
  31. ^ a b 臺東縣政府 (August 1981). "臺東縣境內省營鐵路客運概況 (1972-1980)". 臺東縣統計要覽 (Report) (中華民國69年度 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 頁168-169.
  32. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (June 1976). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國64年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 頁44-59.
  33. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (June 1977). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國65年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 頁26-41.
  34. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (June 1978). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國66年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 頁46-61.
  35. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (June 1981). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國69年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 頁70-87.
  36. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (June 1982). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國70年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 頁68-81.
  37. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (June 1983). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國71年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 頁62-75.

外部リンク

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