前門大街 |
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正面の建物は正陽門の箭楼 |
各種表記 |
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繁体字: |
前門大街 |
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簡体字: |
前门大街 |
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拼音: |
Qiánmén dàjiē |
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発音: |
チェンメン ダージェ |
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英文: |
Qianmen Street, Qianmen Main Street, Qianmen Avenue |
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前門大街(ぜんもんだいがい)は、中華人民共和国北京市にある大通り。正陽門(前門)から天橋路口までの南北およそ1キロメートルで、西城区と東城区の境界をなす。通りの南側は天橋(中国語版)地区につながり、西側には大柵欄(中国語版)地区、東側には鮮魚口地区がある。正陽門の北側は天安門広場である。
前門大街から大柵欄・鮮魚口にかけては明清時代から続く歴史的な商業地区であり、全聚徳や同仁堂、張一元などの中国を代表する老舗が数多くある。下町風情を残す繁華街として知られ、日本では「北京の浅草」と呼ばれることもあった[1]。
概要
前門大街はかつて「五牌楼」と呼ばれた。これは通りの入口に6柱5梁の牌楼があったことに由来するが、牌楼は1958年の都市改造の際に撤去され、2001年に鉄筋コンクリートで再建されたものの、交通の利便性のために、6本の柱のうち2本しか地面に付かない構造に変えられた[2]。
北京オリンピックに合わせて、前門大街では大規模な再開発が行われた。2004年に事業を開始し、2007年5月9日に前門から珠市口(中国語版)までの区画で工事を開始、2008年5月28日に完成、オリンピック開幕前日の8月7日に一般開放された。再開発によって、清代末期から民国時代初期の町並みを再現した歩行者天国となり、牌楼も清代の様式に基づいて改めて再建された。国内外の観光客から注目を集め、一般開放から1年間で来客数が延べ5000万人を超えた[3]。
路面電車
再開発の目玉として、1924年から1958年まで運行されていた路面電車が再現され[2]、2009年1月1日から正式に営業運転を開始した[4]。銅製の鈴を鳴らして歩行者に注意を促したことから、「鐺鐺車(チンチン電車の意)」と呼ばれていた。新たに再現された路面電車は路線開業当時の車両を模しているが[4]、最新式の電気二重層コンデンサを搭載した充電式車両で、架線を必要としない[5]。1両編成で運行され、約800メートルの区間を時速5キロメートルで片道約10分間かけて走行する[1]。
ギャラリー
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1900年頃の前門大街
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再開発中の前門大街(2006年)
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北京ダックの店『全聚徳』
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中国茶の店『張一元』
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路面電車
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鳥かごを模した街灯
アクセス
脚注
関連項目
- 胡同 - 前門大街周辺にも多く残っていたが、再開発によって減少した。
- 中華老字号
外部リンク
座標: 北緯39度53分44.8秒 東経116度23分53.3秒 / 北緯39.895778度 東経116.398139度 / 39.895778; 116.398139