大林 正典(おおばやし まさのり、1962年〈昭和37年〉4月28日 - )は、日本の国土交通技官。
来歴
神奈川県横浜市出身[2]。栄光学園高等学校を経て[2]、東京大学理学部を卒業。
大学卒業後、気象庁へ入庁し、仙台管区気象台においてレーダー観測や天気予報に係る業務に従事[4]。その後、気象庁予報部などで勤務し、降水短時間予報や航空気象予測資料の開発に努めた他、予算や組織体制、施策の立案・推進などの業務畑を経験[4]。気象庁総務部企画課長[5]、仙台管区気象台長[6]、気象庁地球環境・海洋部長[7]、気象庁大気海洋部長[8]などを歴任した。また、青年海外協力隊にも参加し、1992年1月から約2年間、ドミニカ共和国の国家気象局で活動した[4][9]。
日本気象学会では東北支部長などを務め、主に気象学の動向の知見を得る活動に従事し、学会の大会の開催にも携わった[4]。
2022年(令和4年)4月1日、気象庁気象防災監に就任[3]。
2023年(令和5年)1月5日、気象庁長官に就任[10]。
脚注
出典
参考文献
- 『政官要覧 令和4年春号』政官要覧社、2022年1月27日。