奈良県の観光地(ならけんのかんこうち)は、奈良県内の主要な観光地等に関する項目である。
奈良県は「大和は国のまほろば たたなづく青垣 山籠れる 大和しうるはし」と詠われる日本古代史の中心舞台である。遺跡の発掘は注目を集め、毎年開かれる奈良国立博物館での正倉院展へも多くの見学者が訪れる。
古代史の中心舞台であった奈良盆地では1993年に「法隆寺地域の仏教建造物」が文化遺産として日本で初めてユネスコの世界遺産に登録され、1998年には「古都奈良の文化財」も登録された。また紀伊山地に含まれる県南部には自然が多く残り、2004年には役行者が開いた峻険な山岳の聖地が「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されている。
奈良県には日本国の重要文化財に指定される建造物のうち実に267件が所在する。そのうち国宝の建造物は64件で都道府県では国内最多である[1](奈良県にある建造物の重要文化財一覧を参照)。また、国宝彫刻128件のうち奈良県にはその過半数の71件が所在する。そのほとんどは寺院にある仏像で、法隆寺と興福寺にはそれぞれ17件があり施設別では最も多い(国宝彫刻の一覧を参照)。大和路を散策すれば世界遺産や国の史跡、多くの国宝、重要文化財にも出会えるだろう。
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