寺尾駅(てらおえき)は、新潟県新潟市西区寺尾上二丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)越後線の駅である[1]。
歴史
駅の西(新潟大学前寄り)には新潟県道44号新潟燕線を横断する踏切があり、これには「農園踏切」の名称が付けられている。踏切の設置時には新潟遊園(現在の寺尾中央公園)の前身である農園があったためで、往時の名残である。
駅構造
島式ホーム1面2線に橋上駅舎を有する地上駅。
新潟駅管理の業務委託駅(JR東日本新潟シティクリエイト(JENIC)受託)。改札口には自動改札機が3通路設置されており、全通路でSuica等のICカードが利用出来る。改札口周辺には、自動券売機・多機能券売機[8]・ベンチ(改札内)等が設置されている。ホーム上にトイレ、自動販売機(2014年12月の落雷により現在[いつ?]使用停止中)が設置されている。またバリアフリー対策として、改札内コンコースとホームを連絡するエレベーター1基が設置されている。
自由通路(寺尾駅南北自由通路)は新潟市西区建設課が管理しており、駅舎は自由通路に面する2階に設置されている。バリアフリー対策として南口側にエレベーター1基が設置されている。当駅は新潟砂丘の南斜面に位置しており、南口側と北口側で標高差がある。自由通路は、北口側は数段の階段またはスロープを利用するだけでほぼ平面だが、南口は階段またはエレベーターで昇降する必要がある。改札外にトイレは設置されていない。
以前ホーム東側には歩行者専用踏切が設置されていた。元々は北口側に所在する寺尾神社の参道だったもので、踏切の路面には渡り板が無く、ホーム横に警報機を設置したのみの簡素な構造で、橋上駅舎への改築後も存続したが[9]、JR東日本新潟支社と新潟市ではこの踏切を2014年(平成26年)夏に閉鎖し、警報機を撤去した上で線路南北を柵等で閉鎖する措置が取られた。
のりば
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改札口(2021年9月)
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ホーム(2021年9月)
利用状況
JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は1,836人である[利用客数 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下の通り。
乗車人員推移
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年度
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1日平均 乗車人員
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出典
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2000年(平成12年)
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2,552
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[利用客数 2]
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2001年(平成13年)
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2,521
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[利用客数 3]
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2002年(平成14年)
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2,430
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[利用客数 4]
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2003年(平成15年)
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2,396
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[利用客数 5]
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2004年(平成16年)
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2,298
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[利用客数 6]
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2005年(平成17年)
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2,315
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[利用客数 7]
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2006年(平成18年)
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2,250
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[利用客数 8]
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2007年(平成19年)
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2,221
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[利用客数 9]
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2008年(平成20年)
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2,123
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[利用客数 10]
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2009年(平成21年)
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2,123
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[利用客数 11]
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2010年(平成22年)
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2,169
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[利用客数 12]
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2011年(平成23年)
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2,146
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[利用客数 13]
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2012年(平成24年)
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2,171
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[利用客数 14]
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2013年(平成25年)
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2,227
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[利用客数 15]
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2014年(平成26年)
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2,125
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[利用客数 16]
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2015年(平成27年)
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2,187
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[利用客数 17]
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2016年(平成28年)
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2,171
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[利用客数 18]
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2017年(平成29年)
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2,088
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[利用客数 19]
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2018年(平成30年)
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2,096
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[利用客数 20]
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2019年(令和元年)
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2,090
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[利用客数 21]
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2020年(令和02年)
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1,718
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[利用客数 22]
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2021年(令和03年)
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1,700
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[利用客数 23]
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2022年(令和04年)
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1,779
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[利用客数 24]
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2023年(令和05年)
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1,836
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[利用客数 1]
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駅周辺
周辺は住宅地となっている。
北口側
南口側
バス路線
駅西側、県道44号の踏切付近に西区区バス坂井輪ルート(Qバス)の停留所がある[12]ほか、越後線と並行する新潟交通の「W2 西小針線」および「W3 寺尾線」のバス停も北・南それぞれの幹線道路沿いに設置されている。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■越後線
- 新潟大学前駅 - 寺尾駅 - 小針駅
脚注
記事本文
利用状況
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
寺尾駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク