小平霊園(こだいられいえん)は、都立の霊園である。
小平市、東村山市および東久留米市に所在する。
正式名称は東京都小平霊園である。
大正初期の東京市での墓地不足の深刻化に対応するため多磨霊園や八柱霊園が開設された後、小平霊園は1944年(昭和19年)に都市計画決定し、1948年(昭和23年)5月に開園した[1]。
概要
埋葬されている著名人
など
さいかち窪
さいかち窪(皀莢窪、槐窪とも)は、霊園内の東北部一角(北緯35度44分43秒 東経139度29分20秒 / 北緯35.74528度 東経139.48889度 / 35.74528; 139.48889 (さいかち窪)近傍、東久留米市柳窪三丁目)を指す地名で、雑木林に覆われた直径100m余りの窪地(くぼち)である。黒目川の地形上の源頭にあたり、小平霊園が開園した1948年以前は常時湧き出す小池があった[2]。
通常は水のない涸れ窪だが、雨の続いた後などには水を湛え、特に雨の多い年には何日も水がたまったまま沼のようになることもある。湧出例は、
- 1991年[3]、1998年、2004年、2008年、
- 2015年[4]、2016年、2017年と3年連続し、その後は2019年に台風19号の通過した後ここが湧出した。
さいかち窪から北東へ新青梅街道の地下を潜る小水路が設けられており、そこを渡るとすぐに黒目川の水が流れ始める源流が現れる。小川のほとりには黒目川天神社(柳窪天神社 ; 北緯35度44分50秒 東経139度29分22秒 / 北緯35.7473度 東経139.4895度 / 35.7473; 139.4895 (柳窪天神社)、柳窪4丁目15番)があり、湧水地として「東京の名湧水57選」[5]に選定されている[6]。
アクセス
脚注
関連項目
外部リンク