山本 裕介(やまもと ゆうすけ、1966年10月24日[1]- )は、日本の男性アニメーション演出家、アニメーション監督。島根県出身。日大芸術学部映画学科卒業。アニメの原画等で参加している同姓同名で山本裕介から表記を変えた山本ゆうすけとは別人。
来歴
学生時代にりんたろうが演出した作品や『聖戦士ダンバイン』等のアニメーションを視聴したことで演出家の仕事に興味を持ち、サンライズで制作進行から演出家に転向した人物が多いということを知り同社に入社[2]。そこで出会ったアニメ監督の井内秀治に師事し、井内の会社リード・プロジェクトに移籍後に演出家デビュー。
独立後、OVA『マスターモスキートン』に演出チーフとして参加。最初は監督を打診されたが自信がなかったため演出チーフを引き受けたものの、監督をやっているのと変わらないくらい仕事が忙しいうえ、演出チーフの自分が指示するのと監督が指示するのではスタッフのモチベーションが違うことに気づいた山本が「本当にやりたい演出をするためには監督にならなければいけない」と決意、成年向けOVA『御先祖賛江』で監督デビューを果たす。2001年『しあわせソウのオコジョさん』にてテレビシリーズ初監督。『ケロロ軍曹』では初代監督を務めた。
近年ではエイトビットにて、『アクエリオンEVOL』『ヤマノススメ』『ワルキューレ ロマンツェ』『少年メイド』『ナイツ&マジック』の監督を務めている。
アニメ業界に入って特に影響を受けた人物として、師匠の井内と『機動戦士Vガンダム』の現場で指導を受けた富野由悠季の両名を挙げている。
作風
作品にリスペクトしている作品のパロディーを入れることが多い。
参加作品
監督作品
- 1998年
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- 2001年
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- 2004年
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- 2006年
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- 2007年
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- 2010年
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- 2012年
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- 2013年
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- 2014年
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- 2016年
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- 2017年
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- 2018年
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- 2020年
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- 2022年
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- 2023年
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絵コンテ・演出など
テレビアニメ
- 1989年
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- 1992年
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- 1993年
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- 1994年
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- 1995年
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- 1996年
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- 1998年
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- 1999年
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- 2000年
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- 2001年
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- 2002年
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- 2003年
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- 2004年
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- 2007年
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- 2008年
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- 2009年
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- 2011年
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- 2012年
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- 2013年
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- 2014年
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- 2015年
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- 2016年
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- 2017年
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- 2021年
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劇場アニメ
- 1991年
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- 2011年
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OVA
- 1996年
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脚注
関連項目
外部リンク