新みやぎ農業協同組合(しんみやぎのうぎょうきょうどうくみあい)は、宮城県栗原市に本店を置く農業協同組合である。JA新みやぎともいう。
概要
2019年7月1日、宮城県北のみどりの・南三陸・栗っこ・あさひな・いわでやまの各農協と合併して「新みやぎ農業協同組合」となった。コメの販売額で全国1位、組合員数で11位の規模の農業協同組合である[1]。
宮城県北部、県土の三分の一にあたる栗原市、気仙沼市、南三陸町、登米市津山町、富谷市、大和町、大郷町、大衡村、大崎市岩出山・鳴子温泉・鹿島台・松山・田尻、美里町、涌谷町の3市5町1村6地区を管轄する。
発足時には、旧5農協に本部を残す地区本部制を採用するが、最長3年をめどに解消し、一本化するとしている[2]。
存続組合は、みどりの農業協同組合であり、本店は栗原市の旧玉沢小学校跡を活用する[3]。
沿革
みどりの農業協同組合
- 1989年3月 - 田尻中央、宮城田尻両農協が合併し、田尻町農協が発足。[4]
- 1989年7月 - 小牛田町農協が中埣農協と合併。[4]
- 1996年3月 - 宮城松山町、鹿島台町、涌谷町、涌谷黄金、箟岳、宮城田尻町、沼部、大貫、小牛田町、宮城南郷各農協が合併し、みどりの農協が発足。[4]
- 2019年1月23日 - 新みやぎ農協が発足し、消滅。
栗っこ農業協同組合
- 1990年3月 - 栗駒町、鶯沢町、尾松各農協が合併し、栗駒農協が発足。[4]
- 1996年4月 - 築舘、若柳町、栗駒、高清水町、一迫町、瀬峰町、金成町、志波姫町が合併し、栗っこ農協が発足。[4]
- 2019年1月23日 - 新みやぎ農協が発足し、消滅。
あさひな農業協同組合
- 1997年4月 - 宮城大和町、大和町鶴巣、大和町落合、大郷町、富谷町、大衡村各農協が合併し、あさひな農協が発足。[4]
- 2019年1月23日 - 新みやぎ農協が発足し、消滅。
いわでやま農業協同組合
南三陸農業協同組合
- 1995年3月 - 本吉町津谷、本吉小泉、本吉町大谷各農協が合併し、本吉町農協が発足。[4]
- 1999年4月 - 志津川町、歌津町、本吉町、津山町各農協が合併し、南三陸農協が発足。[4]
- 2001年7月 - 気仙沼市+気仙沼市階上と合併。[4]
- 2019年1月23日 - 新みやぎ農協が発足し、消滅。
新みやぎ農業協同組合
脚注
注
- ^ 2018年1月にいしのまき農協は合併協議から離脱。さらに翌月には加美よつば農協も合併協議から離脱。7月には古川農協も理事会の決定で合併協議から離脱した。
出典
外部リンク