新五箇山温泉(しんごかやまおんせん)は、富山県南砺市にある温泉である。
泉質
- カルシウム・ナトリウム硫酸塩泉(42.9℃、pH8.6、溶存物質1,401㎎/㎏[1])、加温循環[2]
- 湧出量は動力揚水で毎分109.0リットル[1]
- 源泉の深さ1,331m[1]
- 神経痛、関節痛、五十肩、胃腸病、火傷、皮膚病、動脈硬化症、冷え症などに効能がある(※いずれも効能はその効果を万人に保証するものではない)。
温泉街
温泉旅館は無く、日帰り入浴施設の『南砺市平ふれあい温泉センター ゆ~楽』のみが存在する。庄川峡を眼下に望むことが出来る。
『南砺市平ふれあい温泉センター ゆ~楽』は、1993年に旧平村が大崩島地内で掘削を行った際湧き出した、毎分300リットル以上の豊富な温泉を利用したもので、1994年秋に着工[3]、1995年4月14日に完成式が行われ(総事業費約2億5,000万円)、4月15日に『平村ふれあい温泉センター ゆ~楽』としてオープン[4]。祖山ダム湖畔の高台に建設された鉄骨平屋建て延べ780m2の建物で、男女別のサウナおよび露天風呂付大浴場(ダム湖に面しており、五箇山の眺望が楽しめるように設計されている)、休憩室、軽食・喫茶コーナー、2,200m2の駐車場を設けている。2022年7月10日にリニューアルオープンした[5]。
このほか、当温泉を使用する施設として高齢者生活福祉センター『つつじ荘』も存在する[3]。
周辺
参考文献
- 『全国温泉大事典』(1997年12月18日、野口冬人著、旅行読売出版社)473頁
脚注
- ^ a b c 『富山の日帰り湯 銭湯 サウナ 温泉 100』(2024年7月11日、北日本新聞社発行)143頁。
- ^ 『富山の日帰り湯 銭湯 サウナ 温泉 100』(2024年7月11日、北日本新聞社発行)93頁。
- ^ a b 『北日本新聞』1995年4月8日付朝刊25面『村民待望の「ゆ~楽」完成 平村温泉センター 憩いの場、観光拠点へ 露天風呂から五箇山一望』より。
- ^ 『北日本新聞』1995年4月16日付朝刊26面『診療所と温泉センター完成 平村』より。
- ^ 富山・南砺の温浴施設「ゆ~楽」がリニューアル 地元有志が再建(富山経済新聞、2022年8月1日)
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