日本の特別史跡一覧(にほんのとくべつしせきいちらん)は、日本の特別史跡の一覧である。
概要
日本国政府(文部科学大臣)は、文化財保護法第109条第1項において「記念物のうち重要なものを史跡、名勝又は天然記念物(以下「史跡名勝天然記念物」と総称する。)に指定することができる」とされ、同条第2項ではそのうち「特に重要なものを特別史跡、特別名勝又は特別天然記念物(以下「特別史跡名勝天然記念物」と総称する。)に指定することができる」と定められている[1]。
史跡が国から指定される基準については、『特別史跡名勝天然記念物及び史跡名勝天然記念物指定基準』により「我が国の歴史の正しい理解のために欠くことができず、かつ、その遺跡の規模、遺構、出土遺物等において学術上価値のあるもの」として9項目が具体的に列挙され、特別史跡に関しては「史跡のうち学術上の価値が特に高く、わが国文化の象徴たるもの」と規定されている[2]。
2020年(令和2年)3月10日現在、日本の特別史跡は32都道府県に合計63件あり、そのうち7件が特別名勝、1件が特別天然記念物との重複指定を受けている。詳細は以下の表の通り。
一覧
北海道・東北地方
関東地方
中部地方
近畿地方
中国・四国地方
九州地方
脚注
注釈
- ^ 括弧内は特別名勝および特別天然記念物との重複指定の数を示す。
- ^ a b c 1件(基肄(椽)城跡)が福岡県と佐賀県にまたがって所在する。
出典
関連項目
外部リンク