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一般社団法人日本コンテンツ審査センター(にっぽんコンテンツしんさセンター、英: Japan contents Review Center、JCRC)は、映像ソフト(ビデオ・DVDなど)およびコンピュータゲーム(アダルトゲーム)の倫理審査を行う日本の一般社団法人。
旧日本ビデオ倫理協会(ビデ倫)の加盟事業者により構成される日本映像倫理審査機構(日映審)とコンテンツ・ソフト協同組合(CSA)の内部組織であったメディア倫理委員会(メディ倫)の審査業務を統合して、2010年12月に一般社団法人映像倫理機構(えいぞうりんりきこう、略称:映像倫、ETHICS)の名称で発足。これにより、日映審は映像倫に組織と業務の一切を譲渡して解散した[1][2]。
2016年1月に東日本コンテンツ・ソフト、全日本コンテンツソフト倫理審査会と審査業務を統合し、現在の名称に変更[3]。
沿革
審査基準
成人指定の性表現に関する審査基準
- 男女全裸による性行為の体位を直接描写するフルショットには、モザイクなどの技術的な処理を行う。
- 着衣であっても、透視過度、腰部露出が過度のショットには処理を行う。
- 性器の描写は処理を行う。
- 肛門に関する性表現描写は原則として処理を行う。
- 露出した男女性器を愛撫する直接描写は処理を行う。
- 同性愛の性器愛撫の直接描写は処理を行う。
- 性倒錯・異常性愛(サディズム、マゾヒズム)の表現は、その責めや苦痛等の累積効果が過度にわたらぬよう留意する。
- 放尿、排泄、汚物などの描写は、簡潔な表現に留めるよう注意する。
- ロリータ作品は原則として審査の対象としない。
- 成人指定の作品に18歳未満の年少者(児童)を出演させてはならない。
- 近親相姦を表現した作品は過度な表現をしない。
- 獣姦を表現しない。
- アニメーション(アダルトゲーム・アダルトアニメなど)における表現についても、実写映像と同様の扱いとする。
- 上記項目以外の性表現、描写については社会規範および公序良俗への影響を配慮し、必要に応じて処理を行う。
脚注
関連項目
外部リンク