日進駅(にっしんえき)は、北海道(上川総合振興局)名寄市日進にある北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線の駅である。電報略号はニン。事務管理コードは▲121819[1]。駅番号はW49。
歴史
気動車列車の運行開始に伴い、地元の要望を受けて設置された。
年表
駅名の由来
所在地名より。当地に岐阜県から和人が入植した際「日進月歩」の意味を込めて「日進」と名付けたことに由来する[4][5][6]。
駅構造
地上駅。線路の稚内方面に向かって右手側に単式ホーム1面1線を有する、分岐器を持たない棒線駅となっている[7]。
開業時からの無人駅(名寄市管理)[8]で、ホーム南側の出入口から少し離れた位置に、小波鉄板張りで、中央出入口部分に小さな合掌を設けた待合所を有する[7][9]。駅舎に掲げられている「日進」の駅銘板記載のマークは、名寄市の旧市章である[10]。ホームは木製で[9]、旭川方にスロープを有し駅施設外に連絡している[7]。トイレの設備はない[11]。
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駅全景(2017年10月)
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ホーム(2017年10月)
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駅名標(2017年10月)
利用状況
乗車人員の推移は以下のとおり。「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。
駅周辺
上川盆地が終わり北見山地が近づいてくる位置にある[6]。ホームからはピヤシリ山が望める[9]。畑作地帯である。駅の西隣にはゲストハウスがある。
隣の駅
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- ■宗谷本線
- 名寄駅 (W48) - 日進駅 (W49) -
*智東駅 - *北星駅 (W50) - 智恵文駅 (W51)
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打消線は廃駅
脚注
注釈
- ^ 施設名称については『新名寄市史』では「乗降場」となっているが、本項目中では便宜上「仮乗降場」と記載する。
出典
JR北海道
新聞記事
参考文献
- 武田元秀、山井美希(写真)「最北端最後の砦 孤高の一本道」『鉄道ジャーナル』第55巻第4号(通巻654号)、成美堂出版、2020年4月1日、24-33頁、ISSN 0288-2337。
- 名寄市史編さん委員会 編『新名寄市史』 2巻、名寄市、2000‐11。
関連項目
外部リンク