朝日温海道路(あさひあつみどうろ)は、新潟県村上市川端の朝日まほろばICから山形県鶴岡市大岩川のあつみ温泉ICに至る国道7号の延長40.8 km(キロメートル)の高規格幹線道路(高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路)である[1]。
概要
国道7号の自動車専用道路として整備が進められている。新潟県から山形県・秋田県を経由して青森県に至る延長約322 km(新潟空港IC - 青森IC)日本海沿岸東北自動車道の一部を構成する[1]。新潟県区間は国土交通省北陸地方整備局新潟国道事務所および羽越河川国道事務所により[注釈 1]、山形県区間は東北地方整備局酒田河川国道事務所により事業がすすめられている。
路線データ
[1]
歴史
新潟県と青森県を日本海沿いに結ぶ日本海沿岸東北自動車道に平行する国道7号の一般国道自動車専用道路として事業化された。前後区間は高速自動車国道の新直轄方式として事業化され、2011年(平成23年)3月27日に神林岩船港IC - 朝日まほろばIC間が開通し、2012年(平成24年)3月24日にあつみ温泉IC - 鶴岡JCTが開通した[2]。前後区間の整備が進むなか、ミッシングリンクとして残された県境区間は2012年(平成24年)に計画段階時評価が完了し、2013年(平成25年)5月15日に遊佐象潟道路と共に事業化された[3][4][1]。
[1][8][9][10]
路線状況
主要構造物
いずれも仮称である。
- 新潟県
- 塩野町川橋 - 延長23.2 m
- 大須戸川橋
- 1号トンネル - 延長1,007 m[11][12]
- 貫通 - 2020年(令和2年)9月8日
- 施工 - 鹿島・福田JV
- 2号トンネル - 延長2,587 m
- 3号トンネル - 延長1,192 m
- 4号トンネル - 延長1,185 m[13]
- 大毎トンネル - 延長約280 m
- 北中トンネル - 延長約320 m
- 5号トンネル - 延長1,712 m
- 6号トンネル - 延長962 m
- 7号トンネル - 延長888 m
- 8号トンネル - 延長110 m
- 9号トンネル - 延長332 m[14]
- 貫通 - 2024年(令和6年)5月21日
- 施工 - 鹿島
- 碁石トンネル - 延長約350 m
- 10号トンネル - 延長約130 m
- 大川橋
- 11号トンネル - 延長2,201 m
- 中ノ沢川橋
- 12号トンネル - 延長286 m
- 13号トンネル - 延長約850 m
- 山形県
- 鼠ヶ関川橋 - 延長120 m
- 鼠ヶ関トンネル - 延長1,242 m
- 北前沢川橋 - 延長約20 m
- 早田トンネル - 延長401 m
- 小岩川第1トンネル - 延長682 m
- 出口沢川橋
- 小岩川第2トンネル - 延長473 m
- 巌沢川橋 - 延長約20 m
- 大岩川トンネル - 延長1,058 m[15][8]
地理
通過する自治体
インターチェンジなど
脚注
注釈
- ^ 北中IC以南を新潟国道事務所が、北中IC以北を羽越河川国道事務所が担当する
- ^ a b c d e f 仮称
出典
関連項目
外部リンク
|
---|
通過市区町村 |
|
---|
主要交差点 |
本町 - 紫竹山IC - 新発田IC - 鳥潟 - 三日市 - 十文字 - 瀬波温泉IC入口 - 勝木 - 広田IC - 東大町 - 女鹿 - 水林 - 松ヶ崎こ道橋 - 臨海十字路 - 高速入口 - 飯塚古開 - 大曲 - 浅内 - 芝童森 - かいらげぶち - 大堤 - 立花 - 碇ヶ関 - 長峰 - 運動公園入口 - 舟場 - 国道339号バイパス入口 - 高速道入口 - 大釈迦西 - 沢田 - 西バイパス環状線入口 - 油川バイパス新城入口 - 上古川 - 消防本部前 - 浜田 - 東バイパス環7入口
|
---|
バイパス |
|
---|
道路名・愛称 | |
---|
道の駅 | |
---|
主要構造物 | |
---|
自然要衝 |
蒲萄峠 - 長次峠 - 大毎峠 - 由良峠 - 三崎峠 - 矢立峠 - 大釈迦峠
|
---|
旧道 | |
---|
関連項目 | |
---|