札内川ダム(さつないがわダム)は、北海道十勝総合振興局管内河西郡中札内村にある十勝川水系一級河川札内川中流部に築造されたダムである。日高山脈襟裳十勝国立公園内に位置する。
概要
国土交通省北海道開発局が管理を行う国土交通省直轄ダムであり、札内川の治水と灌漑および水力発電を目的とした特定多目的ダムである。
道内3位の堤高と15位の貯水量[2]であり、十勝川水系のダムでは首位の堤高と3位の貯水量を誇る。礫河原の再生を目的として2012年より年に一度フラッシュ放流を実施している。
仕様
堤高:114.0 m、堤頂長:300.0 mである。日鐵セメント(室蘭市)の高炉混合セメントを使用しRCD (英: Roller Compacted Concerete for Dam) 工法[3]によって施工された重力式コンクリートダムである。
目的
ダムで洪水を調節し、ダム下流域の灌漑と同時に氾濫を防除する[4]。
とかちリュウタン湖
総貯水容量:54,000,000 m3、常時満水位標高:EL 474.0 m、利用水深:26.5 m[2]の人造湖である。
湖面を上空から俯瞰すると竜のように見えることから『とかちリュウタン湖』と命名。
山岳・周辺
出典・脚注
関連項目
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外部リンク