朱鞠内湖(しゅまりないこ)は、北海道雨竜郡幌加内町、雨竜川上流に位置する湖。日本最大の広さ(湛水面積)をもつ人造湖である[1]。
概要
1943年(昭和18年)雨竜第一ダムの完成により生じた。日本最大の湛水面積(広さ2,373ヘクタール、23.73平方キロメートル)を持ち、総貯水容量も戦後に佐久間ダムが完成するまでは日本一であった。
名称の由来
所在地名より。アイヌ語に由来するが、諸説ある。
建設工事
熊害事件
2023年5月14日に朱鞠内湖湖岸で釣り客の男性(54)がヒグマに襲われ死亡した事件
環境と利用
湛水に伴い入り組んだ複雑な湖岸や大小の島が誕生し、周囲の森林とも相俟って、さながら天然の湖の様相を見せる。
1974年に湖周辺は朱鞠内道立自然公園に指定され、カヌーやボート、釣りをする人の姿もみられる。「幻の魚」とされるイトウがまれに釣れる。冬季間はワカサギ釣りでも賑わいを見せている。
朱鞠内は、内陸で標高も高く(湖面標高282m)盆地状で、緯度も高いため、北海道内でも特に寒冷な地域として有名であり、条件が良ければ冬季にダイヤモンドダストも観測できる。
朱鞠内の気候
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1月
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2月
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3月
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4月
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5月
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6月
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7月
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8月
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9月
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10月
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11月
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12月
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年
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最高気温極値(℃)
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4.6
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6.6
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11.3
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23.6
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28.0
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30.0
|
31.7
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33.9
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28.5
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22.6
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18.3
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9.5
|
33.9
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平均最高気温(℃)
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-5.2
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-4.3
|
0.0
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6.9
|
14.2
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19.8
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23.3
|
23.9
|
18.9
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12.1
|
3.6
|
-2.2
|
9.2
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平均最低気温(℃)
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-15.5
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-16.4
|
-11.0
|
-2.7
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2.1
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7.8
|
12.8
|
14.1
|
8.1
|
1.8
|
-3.3
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-9.7
|
-1.0
|
最低気温極値(℃)
|
-35.8
|
-33.6
|
-33.2
|
-17.8
|
-6.2
|
-2.3
|
1.7
|
2.7
|
-1.6
|
-7.9
|
-21.0
|
-29.7
|
-35.8
|
降水量(mm)
|
150.0
|
99.5
|
96.6
|
72.8
|
78.6
|
73.1
|
123.4
|
151.8
|
190.7
|
193.3
|
220.5
|
193.7
|
1643.9
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降雪量計(cm)
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298
|
213
|
196
|
75
|
14
|
0
|
0
|
0
|
0
|
8
|
188
|
339
|
1329
|
最大積雪深(cm)
|
198
|
217
|
218
|
167
|
46
|
0
|
0
|
0
|
0
|
4
|
68
|
145
|
231
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- (朱鞠内 月ごとの平年値 気象庁)
関連項目
脚注
外部リンク