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この項目では、東京都新宿区に本店を置く信用金庫について説明しています。
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東京三協信用金庫(とうきょうさんきょうしんようきんこ、英語:Tokyo Sankyo Shinkin Bank)は、東京都新宿区に本店を置く信用金庫である。
沿革
店舗
店舗は城西エリアに集中しており、西武新宿線沿線に多い。このエリアには西武信用金庫や西京信用金庫など有力な信用金庫が店舗を構えているため、支店が11店舗と規模の小さい東京三協信用金庫はシビアな営業環境となっている。[2]
高田馬場にあった本店はレトロなビルとして名物にもなっていたが、老朽化のため令和元年に解体された。[3]現在は建て替え工事が行われており、令和5年の竣工が予定されている。[4]
不祥事
- 2022年(令和4年) 2月17日、保谷支店の男性職員(26歳)が詐欺・有印私文書偽造・同行使の疑いで、警視庁田無警察署に逮捕された。この男性職員はギャンブルに使う目的で、顧客の定期預金・定期積金等の解約・出金手続きを無断で行い、顧客7人から計約2300万円を詐取していた。警視庁では他にも不正な顧客資金の流用があるとして、引き続き捜査している。また発表時点では、東京三協信用金庫は被害者に弁償を行っていなかった[5]。この男性職員は刑事告訴され、実名報道およびニュースで顔の分かる動画も公開されたが、信用金庫の横領事件としては異例の対応である[6]。なおこの男性職員は容疑を認めたため、令和4年2月に懲戒解雇を受けた[7][8]。
脚注
- ^ “磁 気 の 影 響 を 受 け に く い 通 帳 「 H i - C o ( ハ イ コ ) 通 帳 」 の 取 扱 を 開 始 し ま す !”. 東京三協信用金庫. 2024年10月18日閲覧。
- ^ “店舗のご案内”. 2022年2月26日閲覧。
- ^ “東京三協信用金庫の現況のご報告 2021”. 2022年2月26日閲覧。
- ^ “本店 店舗建替えに伴う仮店舗への移転のお知らせ”. 2022年2月26日閲覧。
- ^ 金融機関で横領事件があった場合、原則として発表の前に弁償が完了しているが(中日信用金庫や須賀川信用金庫など)、東京三協信用金庫は弁償を約束していたものの、発表時点での弁償はまだ行われていなかった。
- ^ 実名報道がされたケースは少なく、ニュースで顔が公開される事はほとんど無い。また被害者と和解が成立している場合など、そもそも刑事告訴を行わない事も多い。「被害金額が全額弁償されていること、懲戒解雇処分により 一定の社会的制裁を受けていること、元職員は今回の行為を深く反省し謝罪しており、33歳という年齢から十分更生の余地があることから、告訴しない方針といたしました」(高崎信用金庫)
- ^ “顧客資金615万円を詐取 信金元職員を逮捕”. 2022年2月26日閲覧。
- ^ “信用金庫元職員 口座から現金615万円引き出しか”. 2022年2月26日閲覧。
関連項目
外部リンク