『果し合い』(はたしあい)は、2015年11月7日に公開された藤沢周平の小説を原作とする、仲代達矢主演、杉田成道監督による時代劇映画であり、テレビドラマ。時代劇専門チャンネル、BSフジによる『藤沢周平 新ドラマシリーズ』の第1弾[1][2]。ニューヨークフィルムフェスティバル、ドラマスペシャル部門では金賞を受賞した[3][4]。
概要
もともとはBSスカパーでの放送用に製作されたものであるが[5]、11月7日から銀座東劇にて1週間限定で上映され、BSスカパーでも放送された。その後第30回東京国際映画祭でも上映された。この作品の放送に併せて、スカパーの加入者が増加するなどの成功を収めたことから[4]、2019年、今作とほぼ同じ製作陣、主演で『帰郷』が製作された[4]。
あらすじ
庄司家の部屋住みとして疎まれながら生きることを余儀なくされてきた、老いた武士の庄司佐之助は、唯一自分に親切にしてくれる、甥の娘の美也の幸せのため、老体に鞭を打って刀を取る。
出演者
スタッフ
- 監督 - 杉田成道
- 企画 - 宮川朋之
- 製作 - 杉田成道、、秋永全徳、武田功、佐生哲雄、小牧次郎、足立弘平
- 脚本 - 小林政広
- 原作 - 藤沢周平 : 「時雨のあと」所収の「果し合い」
- 音楽 - 加古隆
- 撮影 - 浜名彰
- 製作 - 時代劇専門チャンネル、BSフジ、松竹株式会社
脚注
- ^ “果たし合い”. 映画COM. 2022年10月10日閲覧。
- ^ “藤沢周平「果し合い」 重厚な老武士を仲代達矢が熱演 BSスカパー!で31日”. 産経新聞. 2022年10月10日閲覧。
- ^ “果し合い”. 東京国際映画祭. 2022年10月10日閲覧。
- ^ a b c “帰郷”. 時代劇専門チャンネル. 2022年10月7日閲覧。
- ^ “仲代達矢が泣いた。新テレビドラマ「果し合い」が劇場上映決定”. MAG2. 2022年10月10日閲覧。
外部リンク