桜沢 エリカ(さくらざわ エリカ、1963年7月8日 - [1])は、日本の漫画家。東京都出身。女性。既婚[2][3]。
テレビ番組のコメンテーターも務める[1]。
東京都文京区出身[4]。早くに両親が離婚したため、小学3年生まで祖父母の家で育つ[5][リンク切れ]。少女時代は母の買ってくる一条ゆかり、竹宮惠子、山岸凉子らの作品に親しみ、絵を真似て描くようになった[6]。
東京都立向丘高等学校2年の頃に自販機本『少女アリス』に興味を持ち、出版社を訪れたことをきっかけに文章と漫画を雑誌掲載するようになる[5][リンク切れ]。19歳で漫画家としてデビュー[6]。
同時期にデビューした岡崎京子、内田春菊らと共に、性的な内容を描く女性漫画家として「女の子エッチ漫画家」として知られるようになる。特に岡崎京子とは同年生まれであり、初期は作風や発表媒体も近かったため、比較されることが多かった(2人とも伝説的漫画雑誌『漫画ブリッコ』にも執筆している)。
セツ・モードセミナー中退[1]。
1985年に初の単行本『ウーくんのソフト屋さん Special』を出版後、1985年短編集『かわいいもの』、1987年『フールズ・パラダイス』、同年『チェリーにおまかせ!』など、思春期の少女を主人公とした作品を発表。1991年から1993年にかけて発表した『メイキン・ハッピィ』で人気を得る。
1999年、35歳のときに4歳年下の西麻布のクラブ店長兼DJだった青木武紀と結婚[2][7][3]。一男一女をもうける[8]。出産後は自身の経験を元にした『今日もお天気』シリーズを発表している。なお、自身の妊娠が分かった際、当時DJの仕事をしていた夫に対し、「子育てして欲しいから、仕事をやめてくれる?」と専業主夫になるよう要望し、夫は快諾したとのことである[9]。
2006年には『贅沢なお産』が水野真紀主演でドラマ化、また『天使』が深田恭子主演で映画化された[10]。
2009年、映画化を前提に書き下ろした新作『プール』を発表[11]。