氷川八幡神社(ひかわはちまんじんじゃ)は、埼玉県鴻巣市の神社。
歴史
988年(永延2年)に創建された。渡辺綱(源綱)が当地に八幡神を勧請したのが、当社の起源である[1]。
当地は渡辺綱の祖父で武蔵権守だった源仕が任期後も土着し、勢力を広げた。彼の一族は「箕田源氏」と呼ばれている。その箕田源氏の由来を記した「箕田碑」が境内の入口にある[1]。
明治になり、箕田氷川神社を合併して「氷川八幡神社」に改称している。近代社格制度では郷社に列せられている。
文化財
- 箕田碑(鴻巣市指定有形文化財 昭和36年7月11日指定)[2]
交通アクセス
脚注
- ^ a b 埼玉県高等学校社会科教育研究会歴史部会 編『埼玉県の歴史散歩(歴史散歩11)』山川出版社、2005年、206p
- ^ 国・県・市指定文化財一覧鴻巣市
参考文献
- 埼玉県高等学校社会科教育研究会歴史部会 編『埼玉県の歴史散歩(歴史散歩11)』山川出版社、2005年