永山 治(ながやま おさむ、1947年〈昭和22年〉4月21日 - )は、日本の実業家。中外製薬株式会社創業者上野十蔵の孫の夫で、同社代表取締役社長を経て、株式会社東芝取締役会議長を務めたが、株主総会で再任が否決され解任された[1]。
経歴
森村学園中等部[2]、慶應義塾高等学校を経て[3]、1971年に慶應義塾大学商学部を卒業し、日本長期信用銀行(現・SBI新生銀行)に入社。1978年に義祖父の上野十蔵が創業した中外製薬に入社。1992年に代表取締役社長兼CEOに就任。2012年に代表取締役会長兼CEOに就任。2018年に代表取締役会長に職位変更。2020年に名誉会長に就任[4]。
2020年には東芝取締役会議長となったが、同年の東芝の株主総会が不公正に執り行われたとの報告書が出されるなど混乱が生じ、車谷暢昭東芝取締役代表執行役社長、太田順司東芝取締役監査委員長、山内卓東芝取締役監査委員などを取締役に再任しないなどして対応していたが、2021年の株主総会では自身の取締役再任案が否決され、東芝の取締役会議長職を解任された。表情は崩さなかった[5][6][7][8]。
略歴
現職
家族・親族
脚注
外部リンク