沼端駅(ぬまばたえき)は、かつて埼玉県入間郡古谷村(現・川越市)古谷上に存在した、西武鉄道大宮線の停留場。
概要
二ノ関駅からまっすぐに伊佐沼のへりを走り、池の堤が北西へ向きを変える手前で分岐する道に入った場所、沼沿いに左へ向かう道との見通しのよい二差路の右手に存在した。
なお、西武鉄道が提出した線路平面図では当停留場で列車交換が可能であるかのように描かれているが、その代わりに開業当時からの交換可能停留場である二ノ関駅が通常の停留場として描かれており、当停留場が交換可能であったかどうかは詳らかでない。
歴史
廃線後の状況
併用軌道上にあったこともあり、集落の中心へ通じるごく普通の二車線道路と化して痕跡はない。
隣の駅
- 西武鉄道
- 大宮線
- 二ノ関駅 - 沼端駅 - 黒須駅
参考文献
- 建設省編『埼玉県・西武鉄道』(建設省公文書)
- 鉄道省編『西武鉄道(元川越電気、武蔵水電)』(鉄道省文書)
- 鉄道省編『西武鉄道(元武蔵鉄道)2』(鉄道省文書)
- 鉄道省編『西武鉄道別全』(鉄道省文書)
- 鉄道省編『西武鉄道3』(鉄道省文書)
- 鉄道省編『西武鉄道』(鉄道省文書)
関連項目