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法用寺

法用寺

三重塔(福島県指定重要文化財)
所在地 福島県大沼郡会津美里町雀林字三番山下3554
位置 北緯37度29分11.81秒 東経139度48分50.52秒 / 北緯37.4866139度 東経139.8140333度 / 37.4866139; 139.8140333座標: 北緯37度29分11.81秒 東経139度48分50.52秒 / 北緯37.4866139度 東経139.8140333度 / 37.4866139; 139.8140333
山号 雷電山
宗派 天台宗
本尊 十一面観世音菩薩
創建年 伝・720年養老4年)
開基 伝・得道
中興年 伝・大同年間(806年 - 810年
中興 伝・徳一
正式名 雷電山 妙行院 法用寺
札所等 会津三十三観音29番
文化財 本堂内厨子および仏壇・木造金剛力士立像2躯(国の重要文化財)
三重塔・十一面観音板木・木造十一面観音立像2躯・伝・木造得道上人坐像・銅鐘(県重要文化財)
法人番号 7380005008564 ウィキデータを編集
法用寺の位置(福島県内)
法用寺
法用寺
法用寺 (福島県)
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法用寺(ほうようじ)は、福島県大沼郡会津美里町にある天台宗の寺院。山号は雷電山。院号は妙行院。本尊は十一面観音。子供に恵まれなかった会津・佐布川村の江川常俊(江川長者)が子孫繁栄の願をかけたことで知られる。弘安寺/江川長者伝説に詳しい。

歴史

この寺は、寺伝によれば720年養老4年)得道によって会津美里町蓋沼の北、堂平坊ヶ沢に創建されたが火災にあい、大同年間(806年 - 810年徳一が現在地に中興したと伝えられる。嵯峨天皇の祈願所であり、恵日寺が建つまでは多くの末寺を有していたという。長く無住で荒廃している感はあるが、地元雀林地区で毎年1月7日に行われる「蛇の御年始」に伝統が偲ばれる。

文化財

重要文化財

  • 法用寺本堂内厨子および仏壇 一具 - 1314年(正和3年)の造営。
  • 木造金剛力士立像 2躯 - 平安時代にさかのぼる金剛力士(仁王)像。もと山門左右にあったが、保存のため本堂内に移されている。

福島県指定重要文化財

  • 法用寺三重塔 附:板絵図
  • 十一面観音板木
  • 木造十一面観音立像 2躯
  • 伝・木造得道上人坐像
  • 銅鐘
  • 観音堂

会津五桜

  • 本堂の前方に「会津五桜」のひとつである虎の尾桜(とらのおざくら)がある。

近隣情報

  • 千歳桜(県指定天然記念物) - ベニヒガンザクラであり樹齢750年ほど。根岸中田村の地頭富塚盛勝が常姫(幼名-千歳)の死を悼み植えたものとされる(徒歩で北へ15分)
  • 蓋沼森林公園展望台 - 会津盆地西縁断層崖をこえ、西へ車で5分ほど

参考文献

  • 会津寺院風土記(会津高田町編)p90-97

関連項目

外部リンク

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